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  • 2014.07.28 Monday
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「会社は踊る」 鳩村衣杏 / ill.小椋ムク

シンデレラの舞踏会みたいに、理想の恋も人生の喜びも、すべてが揃った舞台の名前は“会社"――!? ワーカホリックに陥り、体調を崩してしまった生真面目編集者・直が転職したのは、エンタメ系の出版社。転職早々社内イベントの運営委員長に選ばれて、破天荒なプロモーション担当者・渡会や、ノリのいい同僚たちに巻き込まれるように、仕事に、イベント準備に、はたまた恋に、走る・悩む・踊る!? エンタメの名手・鳩村衣杏先生が軽快なステップで紡ぐ、ネオ・シンデレラたちに贈るストーリー!!

メディアファクトリーさんの新レーベル、作品のラインナップが重たい系なのでいまいち興味が持てませんでしたが、これは鳩村さんだしタイトルからして楽しそうだしムクさんのイラストも素敵だし♪…と、手に取ってみました^^
フルールさんのウェブマガジンで連載されていた本編と、描き下ろしのSS「My Lord and Master」の収録。
大手出版社を舞台にしたカジュアルティストなお仕事BL、という感じです。

生真面目な性格の利光(受)は大学出版局で編集をしていましたがワーカホリックになってしまい退職、エンタメを売りにしている出版社に転職することに。
そして、前の職場とは間反対のテンションの高い社風についていくのもやっとの状態だというのに、新人や転職組がメインで運営する社内イベントの運営委員長に選ばれてしまいます。
そこでプロモーション部の有名人・渡会(攻)と出会い、利光は交流していくうちに感化されていき、やがて恋をするようになります。

こういう雰囲気の会社はいろいろしんどそう…と利光じゃないけど思ってしまいましたが(笑)、利光はただ真面目なだけではなく、ポテンシャルはあるのにそれを発揮できていない感じで見ていてなんだかもどかしさがあります。
そんな自ら限界を作ってしまって殻に篭っているのを渡会が解放していき、利光は見違えるようにポジティブになっていきます。それこそ社交ダンスを習い始めてしまうほど(笑)。もともと関心があったとはいえ、教室に通うようになるのはかなり勇気が要りますよねw
因みにタイトルの「踊る」は、この社交ダンスと社内イベントのテーマになるミュージカルから来ているようです。

利光を行動派に変えてしまった渡会は、これでもかというほど高スペックなできる男。わけても人と繋がる能力に長けていて、ノリ的には軽めなんだけどちょいお節介すぎるタイプでもあります。
ふたりが恋人の関係になってからは渡会のそうした性格がちょっとした災いとなり、利光が何もかも自分の先を行く渡会に嫉妬を覚えて空回りしたりもします。男女の関係と違ってただ守られるだけなのはイヤだと思っちゃうんですね。
私は渡会みたいに何でも出来すぎるタイプには萌えないんですが、本編後のSS「My Lord and Master」で実は彼が甘え方を知らない人間だったと分り、欠点のないように見えたのにこんなところで意外な穴がwと、ちょっとだけ好き度が上がってしまいました(笑)。

ふたりがわりと早々に恋人同士になったり渡会が利光に惹かれた理由が見えてこなかったりと、物足りない部分に加えて、あれこれ詰め込みすぎだったり無駄に思えるエピソードがあるのはこれがもともとはウェブ連載作だったからでしょうか。
渡会の父が映画監督だったとかぎっくり腰とか、別に必要なかったような…。そこじゃなく、社内イベントに向けての奮闘と成果にもっと焦点を当ててほしかったかも。せっかくのミュージカルネタも、タイトルに掛けてある割りに活かしきれていない印象。
そのせいで、お仕事ものとしても恋愛ものとしても中途半端な感じになってしまっているのが惜しいです。
そして社内のBL編集部女子の会話にはちょっと苦笑い;このあたり、良くも悪くもBLだなーと思いました。
さらっと読めてしまう分後に残るものがあまりないお話だったかも…。

「たぶん疫病神」 松雪奈々 / ill.小椋ムク

AR石油研究所に勤務する佐藤は、同じ部署の有能な先輩・音無に片想い中。しかしある朝、問答無用でトイレの神様に取り憑かれ、周りの人間を不幸にする存在になってしまう。関係の深い者ほどその影響を受けるらしく、ただの同僚でさえ勃起不全に陥るのを目の当たりにし、一方的とはいえ想いを寄せる音無の身を案じる佐藤だが…。よりにもよってこんな時に音無からまさかの告白!人生最大の不幸と、幸福に見舞われた佐藤の運命は―!?

淫魔シリーズのリンク作。
2作目「なんか、淫魔が見えちゃってるんですけど」に登場していた佐藤くんが主役で、時間的には3作目「なんか、淫魔が恋しちゃったんですけど」前後、あの騒動の裏には実は…なお話でした。
ムクさんのかわいらしい感じのイラストもファンタジーなお話にぴったり。

小心者で引っ込み思案な佐藤(受)は、男らしくかっこいい会社の先輩・音無(攻)に片思い中。
ところがある日、問答無用でトイレの神様に取り憑かれ周囲に不幸を呼ぶ体質になってしまいます。
トイレの神様が語る、前に憑いていた人は婚約が決まった途端相手が車に跳ねられたという実例におののいた佐藤は音無とも距離を取ろうとしますが、音無も佐藤に気があることが判明、まさかの告白を受けてしまいます。
歓びに舞い上がるも、佐藤はトイレの神様に憑かれている間は気持ちを伝えるわけにはいかず、佐藤に危険が及ばないようにと「きらいです」と告げる羽目になり…。

おかしな神様に憑かれたばかりに気持ちと反対のことをしないといけないという気の毒なお話なのですが、早々に両思いであることが分かるのであまりじれじれした感じはなく、そのため切なさも無くてちょっとあっさり物足りない印象でした。
引っ込み思案で上がり症な佐藤は、可愛いといえば可愛いんですが若干鬱陶しいと思わないでもなく、そんな佐藤のどこに音無が惹かれたのかがちょっと解らない;
蓋を開けてみれば音無が佐藤にベタ惚れで、彼が佐藤に告白する前からそれがダダ漏れで可笑しいんですけど、松雪作品にしてはけっこうフツーな感じであまり印象に残らず…;
そのふたりの恋を邪魔するトイレの神様もあの淫魔ほどのインパクトはさすがになくて、全体として薄味でした。
因みにトイレの神様は、黒いスーツに眼鏡でオールバックというきっちりした姿に慇懃で冷淡そうな性格。このキャラクター性で「トイレの神様」というギャップに可笑しさがある、という感じでしょうか。
因みにいちばん可笑しかったのは、トイレの神様が佐藤に挨拶した時の佐藤のリアクションです(笑)。

取り憑いた本人ではなくその周囲の人々に不幸をもたらすとだけあって、トイレの神様に取り憑かれて以降、佐藤の周りは次々と大小様々な不幸に見舞われてしまいます。
その中で淫魔の美和と渡瀬や篠澤もちょこっと顔を出していて、「なんか、淫魔が恋しちゃったんですけど」での渡瀬のEDの原因は実はこのトイレの神様だったという裏事情が明かされていました(笑・因みに彼らはお話そのものには関わってこないので、淫魔シリーズを読んでいなくてもこの一冊で楽しめると思います)。
音無も例外ではなく、佐藤といい感じになったと思ったら包丁が飛んできたり天井が落ちてきたりとシャレにならないことが起こってしまいとにかく気の毒。そんな中、熱に倒れた佐藤を音無が看病するところは甘い感じでほっこりしました。

佐藤がトイレの神様に名前を付けたことで転機が訪れます。
これまで邪険に思われてばかりいた自分に初めて名前をくれるという気遣いをしてくれた佐藤に感激した神様は佐藤に恩返しをしようと、何とか佐藤から離れる方法はないかと模索し始めるのです。
…恩返しをしようとおかしな呪いを唱えた結果、何故か佐藤を素っ裸で外出させたりもしていますが(笑)、この神様、根は寂しがり屋でいい人なんでしょうね(人じゃないか)。

淫魔に憑かれたアチラとは違って(笑)、不幸を呼んでしまうこちらはエロは控えめです。
本編では最後までいかず番外編の「厨神と竈神」でやっと結ばれるというくらい控えめです(!)。
「厨神と竈神」では佐藤から離れたトイレの神様のその後が描かれています。
彼はとあるお寺の住職(中々のツワモノw)に憑いていて、そこにいた旧知の仲らしいかまどの神様とデキているとかいないとかな関係にw
因みにかまどの神様はゴツイ感じで、トイレの神様は受けだということが判明しています(!)。言われてみれば…、あれはツンデレ眼鏡ですね!(笑)
…なんか正直本編カプよりもこのふたりのその後が気になってしまったのですがww
もし続編があるならそれメインなお話を読みたいです!

<リンク作>
「なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど」
「なんか、淫魔が見えちゃってるんですけど」
「なんか、淫魔が恋しちゃったんですけど」

「あいのはなし」 凪良ゆう / ill.小椋ムク

愛する男を失くした岸本波瑠は、彼の9歳の息子・桐島椢とあてのない旅に出た。奇妙なことに、椢は自分の中に父親がいると言い、そして時おり本物の彼のように振る舞った。不思議で幸せな三人での生活。だが、幼い椢と他人の波瑠が長く一緒にいられるはずもなく、逃避行は悲劇的な結末を迎えた。――それから10年、あの日姿を消した波瑠を、椢はずっと捜し続け…。時をかけ、三人の想いが絡み合う不思議な愛の物語。

凪良さん、久々の新刊ですね〜。
しかも今回はこれまでありそうでなかった小椋ムクさんとの初タッグ! 実はずっと願っていた組み合わせでしたので嬉しいです♪
でもお話はけっこう重たい系で、…すみませんちょっと疲れてしまいました。。
今回もバレてる上に辛口なので、以下ご注意下さい!

波瑠(受)は子供の頃に出会った売れない役者の裕也をずっと想い続けていて、彼の息子の椢(攻)と三人で過ごす満たされた時間がずっと続くことを願っていましたが、19歳の時、裕也が突然の事故で亡くなってしまう。
裕也の死を上手く受け入れられない波瑠は、「自分の中に父ちゃん(裕也)がいる」と言い出した9歳になる椢と当てのない逃避行に出ます。
けれども行方不明になった椢を探す裕也の家族によって波瑠は誘拐犯として追われて逮捕され、ふたりは引き離されてしまいます。
それから10年、服役後は名を変えてひっそりとバーのウェイターとして生活していた波瑠と成長して役者になった椢は再会を果たし、止まったままの時間が再び動き始めますが。

読んだことのあるものの中でですが、年の差とキャラの設定は「真夜中クロニクル」、受けが冤罪で社会的制裁を受けているのは「夜明けには優しいキスを」、幽霊譚めいたところは「まばたきを三回」などなど、色んな過去作品を髣髴とさせるお話でした。
凪良作品でここまで色んな既視感のあるお話って初めてかも。

波瑠と裕也は恋人関係にはなくずーっと波瑠の片思い状態で、その想いを告げられないまま裕也を亡くしてしまった波瑠は、その後も裕也の死を受け入れられないほど気持ちを引きずったまま。
そんな壊れそうに危うい波瑠を、裕也の忘れ形見の椢が小さい頃から変わらずすっと想い続けているという、ちょっと不思議な三角関係です。
波瑠視点の「夏の檻」から椢視点の「Re:」へと続き、また波瑠視点「あいのはなし」へと戻るという三部構成。

純粋にいいお話だと思います。
なんですけどキャラにもお話にも萌える部分がなくて、BL読んでいるはずなのになんだか途中から何を読んでいるのかわからなくなってしまいました。
そしてコミカルな気配の一切ないシリアス一色な内容なので、読んでいるうちに疲れてしまい…。
やっぱり凪良さんはユーモラスな雰囲気のある作品の方が好きですねぇ。

波瑠はかなり内向的で後ろ向きな性格で、そこに誘拐犯に仕立て上げられてしまう不幸まで合わさって前に進めない状態にいることはもう気の毒すぎましたが、しゃべり方や振る舞いはぞんざいなのに中身はとんでもなく繊細にできていることに何だか共感できず…。
椢はそんな波瑠とは対照的な天真爛漫タイプかと思いきや、椢視点で実はそうでなないことが判明。見ようによっては、彼はかなりのヤンデレ執着攻めですよね。
たった9歳で波瑠を守るために裕也を演じてしまうほど波瑠が好きで、こちらもその想いを抱えたまま前に進めずにいるという。
椢がなぜそこまで波瑠を好きなのかがよく解らなくて、このふたりが恋人同士になることに理解が追いつかなかったです。お互いがかけがえの無い存在であることは解るんですが。
そもそも、オムツのころから知っている相手にそういう感情を持てるものなのかなぁという疑問が最後まで拭えず…;;
個人的に、波瑠と裕也がふつうに幸せになるお話のほうが良かったかな。
…と思うのは、どーしても攻めとしては椢よりも裕也の方が好みだからですかね(笑)。

波瑠の父親のことや背中の火傷やそこから派生するいじめの過去などは、ちょっとやりすぎではと思ってしまいました。別にこれらの設定がなくてもお話は成立しますよね。ならわざわざここまですなくてもよかったんじゃないのかと。
凪良さんのこうしたキャラの「可哀想」設定や泣かせる演出には時々すごく引っかかることがあるんですが、…私だけ?(汗)
そんな、色んなことにしんどいなぁと思いながら読んでいましたが、最後、波瑠の働く店の常連の刑事さんが理解のある人だったことには救われました。

賛否両論あるだろうラストの手紙のエピソードは、唐突に感じたけれどもありだと思いました。
もう完全にファンタジーなんですけど、でも椢が演じていた中で生み出した存在じゃなくちゃんと裕也がふたりを見守っていたんだなとじーんときました。
もう共に生きることがかなわない存在になってしまった彼が、波瑠と生きる誰かに嫉妬するのではなくずっと見守ってくれていたということにとても深い愛情を見た思いです。…やっぱり波瑠は裕也と幸せになってほしかったなぁ。

今回、つくづく天邪鬼な私にはこういう系統のBLは合わないようだと実感です;
そしてあとがきに、なんだかんだと重め設定を年に一度くらい書いてしまう〜とあるのにいやいや最近こういうお話ばかり続いてますよと突っ込んでしまったのは私だけですか;
そろそろコミカルな凪良作品を読みたいーーー

「嫌よ嫌よも好きのうち?」 月村奎 / ill.小椋ムク

貧しくても幸せに暮らしていたクラフト作家の裕貴。ところが、幼馴染で天敵の大介が、東京からこの街へと戻ってきてしまった。しかも裕貴が住む借家が取り壊されることとなり、なぜか大介と同居する羽目に陥る。いやいや居候を始めたものの、大介とそして新たに加わった子猫のメイとの毎日は予想外に楽しかった。けれど、この生活がずっと続くわけがないことに裕貴は思い至り…?大人のスイート・ロマンス。

ムクさんのイラストと、いろんなところで話題になっているのに惹かれて手にしてみました。そしてなんと、月村さんこれが初読みだったりします。
元いじめっ子弁護士×天然クラフト作家の幼なじみラブです。
小説Drea+に掲載された表題作と、その後のふたりを描いた書き下ろしの「恋は思案の外?」の収録。

裕貴(受)は子供の頃から手作りが大好きな、天然オトメ男児なクラフト作家。稼ぎは決して多くはないけれど、好きなことを仕事にしている生活にとても満足しています。
ところがずっと住んでいた借家(格安)が老朽化で立て替えになり、身寄りのない裕貴は俄かにピンチに陥ります。
そんな裕貴に救いの手を出したのは、最近東京から戻ってきた幼なじみの大介(攻)。弁護士としてそこそこの稼ぎのある大介は広いマンションに住んでいてそこに置いてやってもいいと言い出すのですが、ずっといじめっ子だった大介は実は裕貴にとって苦手な存在で、一緒に暮らすなんて有り得ない! と一旦は断ってしまいます。
けれども他にい頼るあてのない裕貴は結局大介のところに居候することに。
そして一緒に生活していくうちに大介に対する気持ちが「苦手」なだけではないことに気が付きはじめます。
でも、共通の友人夫婦のところに子供ができたことがきっかけで、裕貴は自分がこのまま大介のところに居続けられるわけではないことに思い至り、自立のためコンビニでバイトを始めるのですが…。

いろんなところで攻めの大介のいわゆるジャ○アンぶりが話題になっていますが、私は大介のキャラより天然すぎる裕貴がツボでした(笑)。このボケキャラがあってこそ大介のキャラが活きてくるというべきでしょう(笑)!
裕貴は天然さんならではの複雑怪奇な思考回路をしていて(笑)、裕貴以外のキャラはもちろん読んでいるこっちも気が付いていることにひとり気が付いていなかったりおかしな方向に解釈して迷走してばかりです。そこに大介の鋭い突っ込みが入って軌道修正するという、そんな感じ(笑)。
ふたりのやりとりは大笑いするほどではないですが、ついぷっと吹き出してしまう可笑しさ。
裕貴が終始そんな感じなので、天然キャラがダメな方はイラっとするかもしれません。

いじめっ子なエピソードは、同じ部や高校に入らされてしごかれたり…な、大介の裕貴への執着が明らさまなものばかり(でも裕貴だけがほんとのところに気が付いていない笑)なので、殺伐としたり重苦しい感じは少しもありません。
そして、大介は明らかに執着攻め(っていうかもはやストーカーの域・笑)なのに執着ものにつきもののどろっとした雰囲気も無く読みやすいです。
というか、大介に「酷いことされた」と思っているのは裕貴だけで、周りからは「仲のいいふたり」と認識されているギャップかいい味出していますよね。大介は好きな子につい手を出したくなっちゃうタイプなんだなーと(笑)。
…まぁ、本音を言えばもうちょっと意地悪な攻めを期待していたんですが。。
ギャップといえばもうひとつ、本編に輪をかけて裕貴の天ボケぶりが炸裂していた「恋は思案の外?」で、新たに登場するもうひとりの幼馴染み・宮原に裕貴が襲われかけたシーンでは、意外にも裕貴は天然誘い受け? と思ってしまいました(笑)。
宮原はひたすら気の毒でしたけど(笑)、そうなる前の噛み合っていない電話での会話はかなり可笑しいです。

大介が裕貴は原田が好きなのではと疑うところで普通は女の子との関係を疑いませんかねとか、大介の実家は本当にそれでいいのかとか文中にハートマークがあったりとか、ちょっとギモンな部分はあるものの、どこまでもふんわり可愛らしいお話でした。
ムクさんのイラストもよかったです。お話のイメージ通り可愛らしいんですが、それだけではなく大介の足にはちゃんとすね毛があるし裕貴もちゃんと男なのがポイント高し!
お話だけなら★は3・5ですが、イラストがいいので★4つです!

「リフレイン〜君の心を眠らせないで〜」 鳩村衣杏 / ill.小椋ムク

「雪は天使の羽根なんだよ」そう教えてくれたのは優しい恋人。でも、彼はそれを覚えていない―。営業マンの諒一は、宅配の誤送がきっかけで同じマンションに住む沖野と親しくなる。無難な人生を望んでいたのに、強く優しい沖野に惹かれ、友情はいつしか恋に変わった。戸惑い悩みながらも二人は恋人になるが、幸せのさなか沖野が事故で記憶を失い…?愛しさ満ちる極上の恋、書き下ろしも収録して文庫化。

最近気になっている作家さん、鳩村さんの新刊。挿絵が小椋ムクさんなのにも惹かれて手にしてみました。
で、タイトルも挿絵も変更になっているので気が付かなかったですが、2006年にリンクスロマンスから刊行された「君の心を眠らせないで」の改題新装版でした。
本編と、小説リンクス2007年2月号に掲載されたSS「クリスマスの記憶」と書き下ろしのSS「Day by Day」の収録内容で、特に大きな変更はないようです。
リーマン×リーマンの、いわゆる記憶喪失ものです。

大手飲料メーカーに勤める諒一(受)は、お互いの荷物の誤送がきっかけで同じマンションに住む税理士の沖野(攻)と知り合います。そしていつの間にか年や出身が近く付き合いやすい性格をしている沖野と気の合う友人同士になりますが、ある時沖野が男とキスをしているのを目撃、以来関係がぎくしゃくしてしまう。
そんな中、沖野は諒一に自分はゲイなのだと打ち明けてきて、諒一はそれまでの偏見や困惑を徐々に捨てて沖野との友情を続けていくことにするのですが何故か必要以上に沖野を意識してしまうようになってしまって、やがてそれが恋なのだと気が付く。
実は同じように諒一を好きだった沖野の想いもわかり、ふたりは恋人として付き合うようになりますが、幸せな日々も束の間、帰省した沖野が事故に遭い諒一とのことも含めたそれまでの記憶を失ってしまう。

攻めが記憶喪失になってしまうのはお話も半分が過ぎたあたりで、前半はふたりが恋人同士になるまでの、特にノンケだった諒一の葛藤と、晴れて恋人同士になったふたりの日々が綴られています。
ノンケだった諒一が男に恋をしたことに思い悩む姿は丁寧なんですが、彼が沖野のどこに惹かれたのかが説明不足なのが残念ですね。「無難に」生きていきたいと思っているような諒一が男に恋をしてしまったことへの説得力がもうひと押し足りなくて、若干乗り切れないまま読み進めました。

お話が大きく動くのは沖野が記憶喪失になる後半から。
ゲイであることも忘れてしまった沖野に諒一は自分とのことを告げるべきなのか悩むのですが、普通の男女の恋人同士だったらここで「私はアナタの恋人よ! 思い出して!」と涙ながらにうったえられるところを男同士であるためにそうできないのが切ないです。
と同時に、沖野は平凡に生きてきた諒一をゲイにしてしまった男でもあるわけで、そこへの葛藤もあるんですね。自分たちの関係を告げるのか、このままただの「お友達」に戻るのか。そもそも戻れるのか。
途中から、出会った頃とは入れ替わった状態で諒一と沖野の関係がまた始まっていくような状況になっていくのが興味深かったです。

ちょっとバレちゃいますが、これ、数多くある記憶喪失モノとは違って攻めの記憶は戻りません。普通は記憶が戻ってふたりの愛は更に深まりハッピーエンドとなるところですが、そうはならないのです。
記憶が戻らないままふたりが迎えた結末は、けれどもとても感動的でした。もう一度ふたりの関係を築いていくのですね。ベタに記憶が戻って…な展開で終わるよりもじーんと心に残ります。
もしかしたらこのラストにもやっとしたものを覚える方もいるかもしれません。けれどもだからこそこのお話はありがちな記憶喪失モノからもうひとつ深みのあるものになっていると思いました。
あ、ちゃんときれいなハッピーエンドですよ! そこはどうぞご安心ください(笑)。

「リバーズエンド」 木原音瀬 / ill.小椋ムク

十亀にとって高校も友達もどうでもよくて、父親がつくった借金の返済に追われ、バイトをしながら姉弟と一日をなんとか食べて生きること、それがすべてだった。そんな時、ふとしたきっかけから同じクラスの二宮と口を利くようになり、彼の明るさに十亀の心は少しずつ癒されていく。しかし、二宮にほのかな想いを感じはじめた矢先、哀しい運命が十七歳の十亀を待ちかまえていた―。表題作に加え、大人に成長した十亀が優しい恋人・万と出会い、映画監督への道を歩み始めた「今」の葛藤を描いた書き下ろしを収録。

木原音瀬原作・小椋ムク作画の「キャッスルマンゴー」に登場した十亀を主役に添えた小説です。
十亀の高校時代の表題作「リバーズエンド」(Cab創刊号付録小冊子掲載作)と、「キャッスルマンゴー」終了後のお話「god bless you」(書き下ろし)の二部構成で、間に小椋さんの作画による十亀がホテル・キャッスルマンゴーと万を見付けたときのショート漫画「プロローグ」(Cab創刊号掲載作)が挟んであるという心憎い演出。
…実はこれが初めて読む木原作品だったりします;
BLとは一線を画する作家さんだという評価をいろんなところで見掛けますが、読んでみて納得というか、ちょっと他では見られない作風の作家さんですね。全体的にラブ面が薄いので、萌えたとかキュンときたとかそういうのはあまりなく、変わってもっと深いところにえぐりこんでくるような忘れ難い読後感でした。

漫画は万の視点でお話が進んだので十亀のことはちょっと解りにくい部分があったんですが、ここではそのあたりのことがちゃんと描かれて、十亀というキャラがよく解りました。そして解ったことで一層切なくなってしまいました。

「リバーズエンド」
★★★★★
高校時代の十亀のお話。母親と死に別れ借金まみれの父親の元で育った彼の境遇は、数年前までホームレス状態だったことなど想像以上にすさまじいものでした。
父親が末期ガンで入院し、工場で働く姉・小春と弟・俊介の三人で、小春の会社の厚意でぼろぼろの借家に住まわせてもらって十亀自身もアルバイトをしながらなんとか生活を保っている状態ですが、ある時小春から家の金を盗んだと身に覚えのない疑惑をかけられて、家を閉め出されてしまう。
十亀は仕方なく公園でダンボールを集めて一晩やり過ごそうとしますが、そこをクラスメイトの二宮に目撃されてしまいます。
おしゃべりでお調子者の二宮はクラスメイトにしゃべるだろうと思った十亀に、意外なことに二宮は「お前、うち来る?」と声をかけてきて、十亀はその厚意に乗ることにするのですが、それをきっかけに二宮と親しくなっていく。

二宮は親が家を空けがちで夜も一人のことが多いんですね。きっと寂しいから十亀を誘ったのだろうし、彼が普段やたらおしゃべりなのも寂しさの裏返しなのかなと思います。
十亀は二宮が普通に持っている財布もお小遣いもありませんが、彼にはない仲の良い兄弟がいます。だから学校で孤立していても決して孤独ではなかったんですね。
二宮はやがて十亀の家にも顔を出すようになって小春や俊介も含めて温かい時間を過ごすようになるのですが、実はゲイである十亀はだんだん二宮に友情以上の想いを抱くようになってしまう。
一方、一家の生計を一身に担っている小春の様子がおかしくなり始めて、束の間の楽しい時間は終わりを告げてしまいます。

このお話、BLではお約束の夢みたいな設定や展開がまるでありません。
登場する男子高校生は十代特有の残酷さにあふれているし、十亀一家への救いの手が現われることもない。何よりやくざの残忍さには驚きを隠せません。
でも、現実に十亀のような境遇にあればこんなもんなんだろうなと思ってしまいます。
そんな、全体通じて「リアル」というよりは地に足の着いた現実味のある感じで、だからとても痛いんです。
17歳にして全てを失ってしまった十亀が哀しすぎる。彼にとって頼れる大人が担任しかいなかったのが哀しすぎる。橋の上のシーンはあまりにも哀しすぎる。
その後いったいどんな道を来たんだろうかと思うともう、本当に切ないですね。
それからもう何より小春の立場があまりに切なくて泣いてしまいました。
「キャッスルマンゴー」の中で十亀が口にしていた「兄弟の上ってのは それだけで大変だからさ」というセリフは、小春のことを想ってのものだったんですね…。これを読むまではてっきり十亀が兄弟の一番上で苦労していてその経験から出た言葉だとばかり思っていた軽率な私は、後になって姉の苦しみを知った十亀の後悔は如何ばかりだっただろうかと言葉もありません。

けれども十亀は「不運ではあったけれど、不幸ではなかった」。大切で大好きな家族がいて、決してひとりではなかったから。
そのためなのか、全体的に諦念はあっても悲壮感はありません。
なので過剰な「泣かせる」演出があるわけでもなく割と淡々としたお話だったと思います。なのにふとしたはずみに涙腺がゆるんでしまう。
…ちょっとしばらくこの余韻から抜け出せそうにありません。

その「リバーズエンド」のラストがそのまま小椋ムクさんによる漫画「プロローグ」へと続き、やっと「キャッスルマンゴー」へと、全てが繋がっていくという演出。上手いですね〜。
なので、続く「god bless you」の前に「キャッスルマンゴー」をぜひお読みください。

「god bless you」
★★★☆☆
「キャッスルマンゴー」終了後、今の十亀のお話。
万と漸く恋人同士になれた十亀ですが、ずっと計画していた旅行の日程に十亀の仕事がかぶってしまい雲行きが怪しいことに。
十亀は海外ロケから帰って以来もうAVは撮っておらず、今回の仕事もかなり注目されている映画のメイキング映像の監督という自身をアピールできるきっかけになりうるもの。ただ、長期の地方ロケなので、万との旅行は行けなくなってします。
十亀は万との約束よりも仕事を優先させてしまい、万の機嫌を損ねてしまう。
で、万からメールも電話も途絶えた状態でロケに向かうことになってしまいます。

…そこから万が十亀を追って映画のエキストラとして現場に現れるまで、お話は十亀の仕事がメインでほぼラブはありません(笑)。忙しい仕事の合間に十亀がメールも来ないとこぼしている程度。いや、いろんなことが重なって上手くいかない関係に十亀も実は悩んでいたりするんですけれどもね。
でもメインは十亀の仕事、映画の撮影現場でのことです。
ワンマンだったり態度がでかかったり勘違いしていたりなスタッフ・役者がいるために、現場は最初から波乱含みの気配。そして十亀がなまじ仕事ができるものだから、妬みを買う形で波風を立ててしまうやるせなさ…。
…すみません、あまりにストレスフルな環境に読んでるこちらも疲れてしまいました;
そんな、仕事を通して十亀の人間性を描いたお話なので、高校生の万の初恋ものとして読めた「キャッスルマンゴー」のイメージで読むと、ちょっと違うかもしれませんね。

さてさて。
肝心のラブ面、やっぱりこの恋は万の粘り勝ちですね。
十亀は十代であまりに凄惨な目に遭っているために、何に対しても諦めがいいというか執着しないように生きている男。彼よりもまだまだ若い万には、わがままも甘えることもできるんですよね、素直じゃないにしても(笑)。万が十亀と年の変わらない相手だったら、お互いに諦めたまま終わっていたんじゃないのかと思いました。
そして、今回も吉田がふたりの重要な橋渡し役を担っています。直接の登場がなかったのは残念でしたが、相変わらすいいヤツですね! 

仕事の方も、一体どうなることかと思いましたが最後はちゃんと見てる人は見ていたというオチで安心です。映画、今度は完成するといいですね。

本当は漫画を小説で完結させるというやり方は好きじゃないんですが(小説読まないという人やその逆もいるだろうし)、このお話はありかなと思いました。
それは、漫画も小説もそれぞれに完成度が高いからだろうしどちらからも不協和音がしないから。そして万の物語は漫画で表現された方が、十亀のは小説で書かれた方がそれぞれしっくりくるからだろうなと思いました。
まぁでも、「キャッスルマンゴー」を木原さんの小説で、そしてこの「リバーズエンド」を小椋さんの漫画でも読んでみたい気もしますけれどもね(笑)。
全編通じていいお話でした。

 ・「キャッスルマンゴー」1
 ・「キャッスルマンゴー」2
 ・「リバーズエンド」(十亀視点の小説編)
 ・HOLLY MIX(番外編「end roll」収録)

小説b−Boy 2012年5月号

櫛野ゆいさんの「カタギの分際」のショートが読みたくて結構前に買っていたのに、うっかり積んでしまうところでした;小説b−Boy5月号の感想です。
今月は「おバカなこ特集」だそうで、ずい分とピントのズレているキャラが登場しまくりでした。
(例の如く、連載途中のものはスルーしております。。)

◇ 小 説 ◇

「愛とはいえない(最終話)」 榎田尤利 / ill.町屋はとこ
スルーです。のっけからすみません。。

「教えて、ワルイコト」 夢乃咲実 / ill.千川夏味
★★★☆☆
箱入り育ちで天然な高校生・仁海(受)は3年前に突然辞めてしまった家庭教師の慎也(攻)にずっと片思いをしています。その慎也にある日偶然再会するのですが。
苦手な「〜て。」とか「〜で。」で終る文末の多い文体なので最初どうかなぁと思っていたんですが、箱入りゆえに世間知らずすぎで天然な、世事に疎ければ自分が片思いしていることもちゃんと自覚できていない仁海の性格がおかしくてけっこう楽しめました。
ご都合主義に見えそうなラストの顛末も、仁海の性格からは全く予想できなかったことがスパイスになって、これはこれでアリだなと思えてしまいます(笑)。

「真昼の夢」 いとう由貴 / ill.小池マルミ
★★★☆☆
初めて出来た彼女に海外旅行をせがまれている大学生の孝己(受)は、高額なバイト料につられて大学院で薬学を研究している先輩の道隆(攻)の開発した新薬の実験台になることに。ところが道隆の調合した薬を飲むたびに体が淫らな反応を起こしてしまう。実はそれは、長年秘かに孝己を想い続けた道隆の罠で…。
さすがいとうさん、媚薬とか実験台とかかなりエロエロなことになってます。今号はこれがいちばんエロかったかな(笑)。受けの喘ぎ方が終始女っぽいのが気になりましたが。
孝己の彼女の本性やらふたりの関係をみんなの前で暴露しちゃう顛末やら、ちょっとやりすぎではと思うところもあるけれども、実は最後まで孝己は道隆の策略の中…というラストがコワくていい。

「カタギの分際(BBN発売記念スペシャルショート)」 櫛野ゆい
★★★☆☆
本編後の桐生と上條のお話。
土壇場でどっちが突っ込むの何のともめていたのが激ツボだった(笑)ふたりのその後が気になっていたので、ショート企画は嬉しいです^^
でも、デキてからも男っぽい(?)間柄でいてほしかっただけに、ラストがその辺の男女の痴話喧嘩みたいなことになっちゃってたのがなんだか残念。にしても桐生の思考回路が乙女すぎて、これはもう受け固定だなと思ってしまった(笑)。

「死ぬ死ぬ王子」 中原一也 / ill.七海
★★★★☆
29歳にしてもうおっさんサラリーマンと化しかけている佐藤(受)は、ある日突然腐れ縁の幼なじみ・栗原(攻)に愛の告白をされてしまいます。
栗原は4分の一だけ英国人の血の混じるモデル並みの外見を持っているけれども極端に内気な性格で、ずっと佐藤に面倒を見てきてもらったような頼りない男。おまけに過保護を通り過ぎている強烈な母親に甘やかされてきたために、一度も働いたことがないというヘタレです。
佐藤は当然栗原の思い違いと斬って捨てるも、思いつめた栗原が佐藤を監禁するというとんでもない事態になってしまい…。
見かけはキラキラ王子さまなのに中身はダメダメな栗原のキャラが強烈過ぎて吹きます。のっけから「き、貴一くん(受けの名前ね)。すすすす好きなんだ」ですよ!? 「す」何回言ってんだよと(笑)。ダメ男もここまできたらあっぱれです(笑)。対する佐藤が男前な性格なのが私好みでいい感じ。キャラは文句なしの満点です! 七海さんのイラストもすてきー。
でも佐藤のことがずーっと好きだった栗原はともかく、ノンケの佐藤がいつの間にか栗原にほだされていくのがちょっと強引だったような…。それって監禁された状況下で起きるというナントカ症候群ってやつなのでは? と思わなくもないです。。

「本日も晴天なり(前編)」 比奈咲カオル / ill.小椋ムク
★★☆☆☆
新人賞受賞作家さんのデビュー作前編です。デビュー作から小椋さのイラストとは贅沢ですね(笑)。
凡(受)は人生の全てをかけてプロの棋士目指していたけれども挫折して、以来将棋に関する記憶を失くしてしまっています。彼は過保護な親や兄から自立しようと、友人の紹介である大学の農学研究所でバイトをすることに。研究所の先生・能勢(攻)は変人扱いされているけれどもいい人で凡は安心しますが、彼にはどうやら将棋にまつわる謎があるようで…。
小椋さんのイラストの印象で勝手にほんわかしたお話かと思っていたら、けっこう物騒(←言いすぎ)な展開になってびっくり。一人称で書かれているけれどところどころ三人称にした方がよかったのではと思ったり、ふたりの距離の縮まる理由がよく見えてこなかったり、まだまだ拙いなーと思う箇所もありましたが、この先どう展開していくんだろうと続きが気になりました。

「ロマンスがたりない」 吉田ナツ / ill.六芦かえで
★★★★☆
スポーツインストラクターとして働くハイテンションな筋肉フェチのゲイ・圭(受)は、新しくジムに通い始めた名が体を表しているような男・久万(攻)に恋してしまう。でも相手はノンケだし、今まで筋肉フェチっぷりを披露しては相手に引かれてしまっていた経験から逸る気持ちを抑える日々。ところが実は久万の方も圭が気になっていて、でもこちらは彼をゲイだとは知らないためにこんな気持ちを抱いてはいけないと悶々。
実は両思いなのにすれ違ってしまったふたりの恋にやきもきしてしまいました。今号はこれがいちばん面白かったかも。
あと、圭がハイテンションな筋肉フェチというかなりぶっ飛んだキャラなのが新鮮でよかったです(笑)。
でも読む限り圭のビジュアルは大人な美青年という印象がするので、イラストはちょっと幼すぎる気がします;

◇ 漫 画 ◇

「少年よ、大志とか色々抱け(コミックス宣伝ショート)」 永井三郎
★★★★☆
この間コミックスの出た「少年よ、大志とか色々抱け」の宣伝ショート。相変わらずテンション高いです(笑)。
この他にもピンナップとかその裏の各先生たちからの応援メッセージ(榎田さんの「トレスした」っていうのがおかしすぎる!)とか、今号はちょっとした特集号でした。

「花霞の森で逢おう(最終話)」 桑原祐子
スルーです。。ごめんなさい;

「君と僕のヒビ(第1回)」 宮本佳野
★★★☆☆
遊学から 久々に日本に戻ってきた副社長の妹尾(攻)は、新しく入ってきた秘書の元橋(受)と気が付いたらセフレみたいな関係になってしまいます。それ以上の関係になろうとするも振り回されてしまい…。
攻めが髭のバツイチ子持ちのオッサンだったり受けがメガネの美形だったり、キャラの造作がなんかタ○バニっぽい(笑)。1回目では妹尾は苦戦しっぱなしだったけれども、これからどうなるんでしょうかね?
そしてタイトルの「ヒビ」は「日々」なのかそれとも亀裂の方なのか、気になるところです。

…というわけで今号は、色んなおバカ属性キャラを愉しめました。おバカって、タイプは違えどどれもこれも何だか可愛くて軽く癒された気がします(笑)。