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  • 2014.07.28 Monday
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「花嫁飼育」 眉山さくら / ill.小山田あみ

真面目な高校教師・陽生の前に突然現れた、傲慢なマフィアの首領・ジルベルト。会った事もない陽生の亡き父は、実は別のマフィアの首領だった―ジルベルトは全てを支配するため、陽生を拉致し、激しく犯す。あげく「自分の花嫁にする」と言い出し、淫らな教育を始める。嫌なのに…乳首が紅く熟れるほど弄られ、最奥を熱塊でかき回され、蜜悦に溺れていき…。濃密エロス。

週明け早々、7年ぶりに来日した某ヘヴィメタバンドのライブにさらわれてましたーー。もう完全に旦那の趣味です;
私と旦那は音楽の趣味がまったく合わないので間違ってもライブ一緒に行くなんてことしないんですけど、今回ばかりはどーしてもとしつこい上にもうチケット取ったと事後報告され;;
知ってる曲がひとつあるかないかレベルの知識で果たして楽しめるのかと危惧していたものの、還暦前後のひとたちが飛んだり火を吹いたり血を吐いたり(?)している姿は思いのほか楽しかったです(笑)。ステージ寄りのスタンド席だったんですけど、ステージ裏の様子も垣間見えてそこも楽しかった(笑)。ってか紙吹雪、まさか人力だとは思わなかったぜ!
もちろん肝心の音楽も想像以上にかっこよかったですよ(笑)。たまにはこんなのもいいなと思いました。

…なんてことはどうでもいいですね(汗)。
さらわれる少し前にこれを読みました。
別段花嫁ものに興味があるわけではないのですが、小山田さんのイラストの魅力にはやっぱり抗えません(笑)。
マフィアの若きドン×高校教師、久々に王道っぽいお話を読んだような気がします(笑)。

顔も知らない父親の突然の訃報を受け、遺品の受け取りのためにイタリアへ向かうことになった高校教師の陽生(受)。
そこで陽生を待っていた傲慢な若きマフィアのドン・ジルベルド(攻)によって陽生の亡き父がマフィアのドンだったことを知り、彼が負債ごと父の遺産を引き継いだことを告げられます。そして陽生を「自分の花嫁にする」と言い出したジルベルトに無理やり犯されてしまい…。

…という、傲慢な攻めに花嫁にされてしまい〜なお話です。
花嫁といっても、受けが纏うのはカバーイラストの通り(大部分はだけちゃってますが・笑)純白のドレスではなく白無垢。舞台はイタリアなのに〜? と思う方もおられるかもしれませんが、花嫁やら女装ものに興味のない私にとっては、イラストの効果もあって着物の色っぽさが味わえ中々美味しかったです(笑)。
白無垢の他にも極妻みたいな着物姿を披露なんてシーンもあったりで、そういうのがお好きな方は愉しめると思います。
ただ、タイトルにある「飼育」に惹かれて手にすると、ちょっと期待はずれな部分はあるかもしれません。スラッシュなのでエロは多めですが、飼育というのはちょっと違うかな。

受け攻め視点が交互に進むのでどちらの心情も分かり、それゆえにすれ違ってしまっているふたりにもどかしさを覚えます。
これまでの生活とはまるで違う環境に身を置く羽目になった陽生は、それでも本来のまっすぐさを見失わないかなり前向きな性格の持ち主。
ジルベルトに日本で幸せに暮らしている姉の存在を楯に取られる形になったものの、早々に自分は姉の身代りなのだと割り切り、むしろジルベルドが引き継いだ亡き父の事業が上手くいくのを見届けるまでのことだとジルベルトに協力すらするようになるのですから、順応性が高いというか(笑)。
女装をさせられていても性格はかなり男前なのでそこもよかったです。
途中、廊下を雑巾がけする姿にはやりすぎだろうと思ってしまいましたが(笑)。

そんな陽生はジルベルトにとっては陽生の父の組織を完全に支配するためのコマでしかなかったんですが、ジルベルトの中でそれ以上の存在になってしまったのが大きな誤算。
陽生もジルベルトに惹かれている気持ちに気づかないまま、すれ違いラブなのが前半、後半はジルベルドの過去が絡んでひと悶着起こり、結果的にこれがふたりをくっつけることになるのですが、はじめは具体的なシーンが出て来るわけでもないのに必要だったのかなと思っていた陽生の高校教師という設定がここで活かされていて、実はちゃんと意味のあるものだったんだなと。
そして傲慢な攻めには珍しく自分の非を認めているジルベルドがよかったです。
自分でしでかしておきながらこんなはずでは…と悩む攻めっていいなと思うこのころです(笑)。新たな萌えの発見か!?(笑)

ところで、こういうお話は受けが日本人だといろいろと違和感が残ってしまうのが気になるところだったりしますが、…とりあえず、みんな何語でしゃべっているのだろうかと。。
陽生は英語教師だから英語? と思うもやっぱりイタリア語なのかな?? そのあたりがすごく気になるー

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  • 2014.07.28 Monday
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