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  • 2014.07.28 Monday
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「罪の蜜」 丸木文華 / ill.笠井あゆみ

予備校で講師のバイトをしている美大生の嘉藤雄介は、天才的な芸術の才能を持つ高校生・水谷宏司に出会い、羨望と仄暗い嫉妬心を抱く。高名な芸術一家に育ちながら落ちこぼれの雄介は、人知れず深いコンプレックスに苦しんでいた。しかし、そんな雄介に水谷は好きだと告白する。雄介は天才である彼に欲されていることに優越感と歪んだ快感を抱きつつも、自分の過去の罪を水谷に隠していることに怯えていて…。

ドロドロ執着系のイメージが強くて苦手な丸木さん。でもこれは笠井あゆみさんイラストのため購入してみました。ただいま笠井さんの描く色っぽいBL絵にぞっこんはまり中です(笑)。もっとBL描いて欲しい…!
…なんてことは置いといて、以下お話の感想です。

高名な芸術一家に生まれながらも芸術の才能に恵まれない雄介(受)は、4浪したものの芸大には受からず妥協して私立美大に通う25才。彼が講師のバイトをしている美術予備校に、高3の秋から入ってきた天才的な才能を持つ水谷(攻)が入ってきます。
コンプレックスの塊みたいな雄介は水谷に激しい嫉妬を覚えますが、何故かその水谷に懐かれ「好きだ」と告白されてしまう。ゲイではない雄介は最初は水谷を突っぱねますが、次第に突出した天才に執着されることに快さを覚えるようになり…。

天才肌の高校生×劣等感にまみれた大学生の執着ものかと思いきやこのお話、読み進めば進むほど意外な展開になって行きました。
あんまり詳しく書くとネタバレになるのであれなんですが…、途中である謎が差し込まれて、これがふたりとどう繋がっていくのか、意外性を帯びた構成がいいです。
そんなある意味ミステリー仕立てな部分は楽しめたのですが、如何せん私は執着ものに興味が無いので(汗)BLとしては普通でした。
というか、ちょっと中途半端なのかなぁ?

雄介の抱えるコンプレックスや、自分が凡庸なゆえに何でもないように才能を手にしている水谷に嫉妬する気持ちはよく分かるし、そんな天才肌に執着されることが快くなってしまうのもなるほどなーとは思うのですが。
…水谷がいかに突出した才能とカリスマを持っているのかがちょっと見えてこなかったので、全体的に消化不良だったような。。
事あるごとに水谷は天才肌で人を惹きつけてやまない魅力があり…みたいな記述があるのですが、どこにも具体的なことが書かれていないので何度言われてもその凄さがよく伝わってこないんですよね。
最初は年下ワンコなのか? と思わせていて実は…な水谷の意外性が生かしきれていない気がします。最期まで読むとそこがまさにキモだったのではという気がしますし、もうちょっとどうにかならなかったのか。
あと、雄介が芸術系だからかちょっと軽い感じのしゃべり方なのがいちいち気になってしまいました。
それにしてもラストはハッピーエンドと言っていいのか。。何だかすっきりしない。。
こういう執着系はやっぱり合わないですね〜;

お話だけなら★は2.5くらいかな〜ですが、笠井さんのイラストがとてもステキなのでもうちょいプラスで3つです。キレイなだけじゃなく、なかなかエロくていいですよ〜(笑)。
笠井さん、8月の中原一也さんのキャラの新刊でもイラスト担当されるようで、とっても楽しみにしています^^そして今後もBLたくさん描いてくださることを祈ります!!

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  • 2014.07.28 Monday
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