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  • 2014.07.28 Monday
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「溺愛調教」 西野花 / ill.笠井あゆみ

恋人に振られ、職も失った夏乃のもとに、突然遠縁の了一が現れる。彼は有名なSM作家で、幼い夏乃に悪戯をし、その性癖を目覚めさせた男だった――。そんな彼に「俺の手伝いをしないか」と言われ、仕方なく居候を決める夏乃。ところがその邸宅には、了一のほかに二人の男がいて…!?

西野さんの初Chara作品^^
大好きな笠井あゆみさんとの初タッグというところも、とっても嬉しい!
4人なお話ながらレーベルカラーのためかいつもよりは薄味でしたが、胃もたれしないこのくらいの方が読みやすいかもと思ってしまいました(笑)。

恋人に一方的に振られた上、職も失ってしまった夏乃(受)。失意に沈んだ彼の前に、親戚で有名SM作家の了一が現れて「俺の手伝いをしないか」と手を差し伸べてきます。
了一は、まだ子供だった夏乃の性癖を目覚めさせた相手であり、夏乃の憧れの男。
その了一の誘いに夏乃はためらいながらも結局は乗り彼の家に居候することになりますが、そこで夏乃を待っていたのは了一のみならず宇崎と江里という男たちの性奴隷にされてしまう日々。
慣れた3人の男たちの手によって与えられる快楽に、いつしか夏乃はのめり込んていき…。

タイトルに「調教」とありますが、具体的な調教シーンがあるでもなく、ちょっと違うかな〜という感じです。
そこを期待して読むと肩透かしですが、でも面白いお話でした。
夏乃は複雑な家庭環境で育ったことが元で、感情を表に出さない素直ではないタイプ。
ずっと付き合っていた男は自分本位なセックスしかせず、夏乃は快楽も得たことない状態でしたが、3人の男たちの手によって開花させられ、欲望に素直になるように変わっていく、というのがお話のメインです。その過程が、まぁ「調教」なんでしょうかね。

そして、一見単純な4Pものなのかなと思いきや、そうではないのが面白いところです。
了一の性癖が大きなポイントになっていて、何と彼は、好きな相手が他の男にヤられているとこをと見て嫉妬、そして興奮するといういわゆる寝取られ性癖の持ち主(笑)。
宇崎と江里はそんな了一の欲望を満たすための存在で、彼らは夏乃を可愛いとは思っても愛してはいないんですね。
なので、4人いるけれど基本は夏乃と了一ふたりのラブのお話だと感じました。
複数ものは数あれど、こういうティストのお話は初めて見た気がしました。
複数ものって、一人の受けと複数の攻めがラブラブに〜な結末がお約束の作品が多いですが、いっつも受けはともかく攻め'sはお互いに嫉妬しないのか?? ともやもやしてしまいます;
結局、複数ものっていっても「愛のある関係」が前提で、モブ姦とかこのお話のようなプレイ的なものはNGということなんだろうなー…と。
無理矢理にでもみんなで仲良く終わる複数ものに違和感があった私は、この4人の関係はけっこう美味しかったです!

あと、西野さんはキャラがいつもテンプレだな〜と感じていたりもしましたが、今回はちょっと違って新鮮でした。
西野さんの描く受けって性格は男前なクールビューティー受けが多いと思うんですが、夏乃はちょっと不器用な感じで、そこが可愛くもありました。
了一も、自分が変態であることや長年の夏乃への執着を一方的に夏乃に押し付けるのではなく、「気持ち悪いよな」と配慮したりするところに好感が持てました。

ただ花丸BLACKの一連の作品に比べると、エロは抑えめです。そこを期待すると物足りないかもしれません。
4人でだけでなく、攻め'sそれぞれとのシーンやらギャラリーを交えて〜なシチュもありますが、わりとあっさりしているというか、いつもの西野さんに比べると控えめな印象。
ですが、これでエロこってりだったら胸ヤケ間違いなしなので、個人的にはこのくらいでちょうどいいと思いました。
でも笠井さんのイラストが素晴らしくてエロ倍増! 口絵×2なんて、もうくらくらです(笑)。

「鎮守の杜の虜囚」 西野花 / ill.鵺

『神の愛する巫女を手に入れた者は必ず成功する』奇矯な伝承のある村に、一人の美貌の宮司がいた。三神初雪―信仰心篤く、その願いはただ村人が幸せであること。しかし彼自身は、欲に目の眩んだ村の上役たちに、弄虐の限りを尽くされていた。ある夜初雪は「その身で客を歓待しろ」と、体に薬を仕込まれる。ところがそれが、客・八嶋伊吹の逆鱗に触れ…。エキセントリック・ロマンス。

西野さん作品が続いたので、これも。
西野さんの商業デビュー作。いわゆる因習もので、私は西野作品ではこのお話がいちばん好きです。
鵺さんのイラストもとても素敵です^^

若くして飲食店経営として成功している伊吹(攻)は、離婚後疎遠になったままだった資産家の父親が亡くなり遺産整理のために子供時代を過ごした村に滞在することになります。
村には重役たちに凌辱され続けている若き美貌の宮司・初雪(受)がいて、伊吹からこれまでと変わらぬ援助を期待している重役たちによって餌として伊吹に差し出されてしまう。
歓待のためにクスリを仕込まれ伊吹の寝所に差し向けられた初雪に憤りながらも、そんな立場にある初雪に同情もした伊吹は打算で初雪を抱きますが、その後は初雪の置かれた異常な状況をどうにかしてやりたいと思うようになる。
一方の初雪も、最初こそ伊吹に反発を覚えていたものの、やがて自分のことを真剣に考えてくれる伊吹に惹かれるようになりますが。

このお話、設定や展開はよくあるタイプですがひとつだけ違うのは受けが攻め以外のオヤジどもにしっかり陵辱されている点です。
長年に渡って慰みものにされ続けた受けの躰はすっかり淫らなものになってしまっていて、そういう設定があってもそのもののシーンはあっさりしていたりする作品が多い中、凌辱シーンもたっぷり濃厚です。縛られたりクスリや道具を使われたりと、かなりエロい。
苦手な方は避けた方がいいですが、こういうところで物足りなさを感じている方にはオススメです。

そしてエロ面でだけではなく、初雪は神社を守りたいという想いだけでそんな目に遭いながらも村に残っているような生真面目な性格なのでそれだけに苦しみも深くなるという効果を生んでいます。
村のオヤジどもが初雪を陵辱するのには理由があって、村に伝わる「神の愛する巫女を手に入れた者は必ず成功する」という伝承のためなのですが、それに囚われている初雪が切ない。
初雪を救うことになる伊吹は若くして成功しているだけあってかなり前向きな性格で、ともすれば後ろ向きになりがちな初雪に引きずられて暗くなりそうなお話を明るくてらしてくれる印象。初めはヤな奴だと思っていましたが(笑)、かなり好きです。
盤近くで初雪に離れていた間に自慰をしたのかどうなのかを言わせるシーンとかツボなんですけど、初雪に悪戯する伊吹には、あんた子供かよと思ってしまう(笑)。
あと、このお話、伊吹視点と初雪視点とが交互にあるんですが、伊吹視点で見る初雪がいじらしくて萌え! です!
普段はツンとクールなのに実は健気で一途な姿がとってもよくて、やっぱ攻め視点で読むBLは美味しいわと思ってしまいました(笑)。
もうひとつ、ずーっと小さな村の神社の宮司として生きてきただけにものすごく世事に疎いところのある初雪と、如何にも世慣れた感じの伊吹のやり取りが何だか可笑しくて微笑ましい。こういうほっこりするところがすごく好きです。

村のオヤジどもを初雪があっさり許したことにはちょっと疑問でしたが、色んな面ですごく愉しめる一冊でした。
ラストの囚われているのは初雪ではなく彼に群がる男たちの方なのかもしれないというオチも、因習もののほの暗さが感じられて面白かったです。

「エンジェルヒート 〜Devil〜」 西野花 / ill.DUO BRAND.

賭博から人身売買まで、あらゆる犯罪を手がける非合法組織『ヘヴン』。そのトップである氷室景彰と青葉蓮に手ずから調教され、身体だけでなく心までも奪われてしまった宗谷七瀬は自ら、彼ら専有の性奴隷(エンジェル)となった。さまざまな事件や苦難を経て愛と絆を深め、三人で、また時には二人きりで、息もつけないほど甘く狂おしく肌を合わせる耽溺の日々。ところがそんな折、商品として出荷された『ヘヴン』のエンジェルたちが次々に刺殺されるという陰惨な事件が起きて……。この上なく淫らな天使たちの決死の戦い――エンジェルシリーズ第5弾!!

約3年ぶりの「エンジェルヒート」シリーズの新刊です。
久々なだけに楽しみにしていた半面、正直シリーズ重ねるごとに尻すぼみ感があったのも事実で; 果たしてレーターさんを変更してまで新刊を出すのはどうなんだろうかと不安もあったんですが、、
…不安の方が当たってしまったかも。。

違法組織「ベヴン」のマスター、景彰と漣の兄弟の「エンジェル(=性奴)」として、相変わらず可愛がられている七瀬。
けれども巷でエンジェルばかりを狙った殺人事件が起こっており、やがて犯人の目的はヘヴンマスターのエンジェルとして「大天使」に祭り上げられている七瀬であることが判る。
自分と同じ立場にある他のエンジェルが殺されているなか自分は安全なところに隠れているのが許せない七瀬は、景彰たちが止めるのも聞かず単独で犯人を追いますが、逆に犯人の罠にはまり捕らえられてしまう。

今回、殺人事件なんて物騒なものが絡んでいますがお話のメインは3人のイチャイチャ(笑)、いつも通りの「エンジェルヒート」です(笑)。雛希と鴫原や、ちょっとだけ剛成も登場しています。
冒頭から、衆人環視の中で七瀬が景彰と漣によって新タイプのエンジェルヒートのデモンストレーションをされていたりとすっ飛ばしていますw
3人のシーンでのこうしたシチュはシリーズのいちばん始め以来でしたので、なんだか新鮮でした(笑)。
その後も七瀬は景彰、漣それぞれに愛されまくり、でも事件のことが去来する胸中はどうしても晴れず…という前半はけっこうハラハラさせられつつ引き込まれたんですが、七瀬が単独で犯人捜査に乗り出す後半からの展開がどうにも…;

いや、他のエンジェルのことを思うと安全なところでじっとしていられないという七瀬の思いは解るんですが、でもはっきり言って無力の彼が単身動いてどうするんだと;
これまでも散々色んな目に遭ってきたんだから学習しようよ、というかそんな自ら敵の手中に飛び込まんでも、…といろいろ突っ込まずにはいられない。。
結局敵の手におちて輪姦され…な展開に、ここまでの七瀬の行動がもうそうさせるためにあるようにしか見えなかった。。

というわけで、今回もあります、攻めたち以外による陵辱・輪姦シーン。
前の時と違うのは、今回は七瀬だけでなく同じく拉致されたエンジェルの雛希も同時に、というところですね。
その雛希という守らなければならない存在が前のときはただヤられているだけだった七瀬に、相手の男3人に「(自分を)満足させられるとは到底思えない」と挑発してみせるような大天使さまの貫禄(笑)を与えています。
他にも七瀬と雛希のちょっと百合なプレイもあったりで、これを期待している方は愉しめるかも。
(それにしても、今回いちばん割を食ったのは七瀬の囮として敵に捕まってしまった雛希でしたね。。ちょっと気の毒)

けれども、これまでとはちょっと違った趣向で来たとはいえ、こう毎回こういうシーンが出てくるのもどうなんだろうかと。。
「in Love」の時は、その後の景彰と漣が七瀬を受け入れる流れに3人の絆がより深まった感じが伝わってすごく好きで、それこそ意味のある輪姦(あるのかそんなもんw)だったと思うんですが、今回は七瀬たちが救出されたあともやっつけ感が漂っているし何だか必要あったのかどうなのか本当に微妙でした。
まだシリーズがまだ続くとしたら、まさか今後も同じような展開ばかりが待っているんじゃあるまいかと思うと、…それはマンネリもいいところな気がするんですが。
そもそもこの作品は、お話は二の次でエロを愉しむ向きが強い内容なので、シリーズ化して何作も出すほど物語に深みも厚みもないのが致命的なのかもしれない。
ここまで読んでみて、二作目の「in Love」まででやめておくべきお話だった気がしました。

尿道攻めや二輪挿しなどなど3Pならではのプレイは健在なので、そこは愉しめるかと思います。
個人的にはこういうエロてんこ盛りな内容は、時間を置いた方がマンネリを食い止められるというか、新鮮な気持ちで愉しめると思いました(笑)。
このシリーズは一気読みしない方がいいのかも。

それから、今回からイラストが鵺さんからDUO BRAND.さんに変わっています。
私は鵺さんのイラスト込みでこの作品が好きだったので本当に残念…。もう商業では活動されないのですかね(涙)。
キャラのイメージはそのまま受け継がれてはいるのですが、馴染んでいたものを今更変更されるとどうしても違和感が拭えません…。
というかすみません私この方の汗とか濡れた感じの描き方が苦手だ;
レーターさん交代で何だか一区切り付いた気もして、このシリーズはもう読まないかもです;;

「エンジェルヒート」シリーズ
 ・「エンジェルヒート」
 ・「エンジェルヒート 〜in Love〜」
 ・「ストレイエンジェル 〜天使志願〜 」(鴫原×雛希のスピンオフ)
 ・「エンジェルヒート 〜Blood〜」
 ・「エンジェルヒート 〜Devil〜」

「エンジェルヒート 〜Blood〜」 西野花 / ill.鵺

愛する主人・景彰と漣に身も心も可愛がられ、幸せ絶頂の七瀬。3人での恋人関係は濃密で心地よく、七瀬はそれが壊れるなど考えたこともなかった。―その日までは。「二人ともは欲張りだろう。景彰か漣か、どちらか選べ。二人のうちお前さんが選ばなかった方に子供をつくってもらう」北城剛成。景彰らの兄であり桔梗会次期会長が突きつけた究極の二者択一。二人の男を同時に欲することは、やはり絶対に許されないのか!?特別掌編『天使たちの宴』は背徳の5P。エンジェルシリーズ第4弾。

「エンジェルヒート」シリーズ第三弾。
相変わらずエロいんですけど…、何だかマンネリ化してきた?? と思ってしまった一冊でした。

景彰と漣に可愛がられ3人で仲良くしていた七瀬のもとに、ふたりの兄で時期組長の地位にある剛成が姿を現します。
どちらかに組のことを任せたい剛成は、七瀬にふたりともを求めるのは贅沢だからどちらか一人を選べと迫りますが、七瀬にとってふたりはどちらも欠けてはならない存在。ひとりを選ぶことなどできません。
そして景彰と漣も同じ思いでいるはずと思いきや実はふたりはどちらも七瀬を独占したい想いを抱えていたことが判り、ふたりからもどちらか選べと言われた七瀬は困惑してしまい…。

景彰と漣のお兄ちゃん登場で兄弟のお家騒動が絡み三人の関係を引っ掻き回すという今回の展開、微妙に思ってしまったのはなぜだろうかと考えて、そもそもがエロ先行でストーリーは二の次のお話なだけにこんな風にキャラのバックグラウンドに踏み込んだことに違和感があったのかなと。正直、あまりこのお話にこういう部分は求めてなかったもので。。
今回に限っては、エロのためにあるお話がエロを盛り上げていたのとは違い、お話の展開が突き抜けたエロ作品にすることの足を引っ張っていた気がします。

そしてエロ面も、ちょっと失踪気味? というかマンネリ化してきたのかなぁという印象でした。
景彰と漣が七瀬にどちらかを選ばせるためのそれぞれとのデートシーンがあるんですが、これまでもひとりずつとのシーンありましたしあまり新鮮味がありません。
エロ部分そのものよりも、彼らが選んだシチュがそれぞれの性格を表していることが面白かったかな。漣ははハプニングバーの覗き部屋で〜というまさに変態丸出しな方向で、景彰は星空の見える場所にドライブ、そして車内でという正統甘々モード(笑)。
因みに、私はこのふたりなら景彰派です(笑)。漣も変態キャラ(笑)としては面白いんだけど、景影の2作目でのあの懐の深〜いセリフを前にしては霞んでしまう。強面武装派と見せかけて案外正統派なところとか、ギャップもイイです(笑)。

この他もちろん3人のシーンもありますが、これまでの2作で慣れたのもあるのか今回はちょっとインパクトに欠けました。
あと、七瀬が剛成に抱かれるエピソードは微妙です。そうなる流れも納得できるようなできないような感じだし、これは…ない方が良かったかなー。
そこがすっきりしないので、お話の収束もなんかすっきりせず…。うぅーん…。。

本編後の「天使たちの宴」は、何とスピンの鴫原×鴫原を加えての5Pです(!)
それもただの5Pではなく、七瀬と雛希の百合プレイつき!
双頭淫具なんて山藍さんの「とりかえばや」でしか見たことありませんでしたが、とにかく5Pが霞むほどの勢いで、っていうか作家さん今回は何よりこれを描きたかったんでしょ、と思ってしまったくらい(笑)。
なにしろ、二人以外の男に躰を許したことへの「罰」ですからね、これw うん、そうか、全てはここに辿り着くための下準備だったのか! と(笑)。
あまりないプレイなだけに、好きな人は凄くはまると思います。
私は百合にはそれほど興味ないので実はそれほどでもなかったんですけれどもね(汗)。
肝心の5人でのシーンは、さすがに人数が多いのがアダになったか、攻めの中には参加しているのかどうなのかよくわからないのもいたりで、百合プレイほどのインパクトはなかったのが残念でした。

そしてシリーズ新作はイラストレーターさんが変更になるそうで…。
鵺さんは、「エンジェルヒート」といえばいつも期待の半分はイラストというくらい大好きだったのでとても残念です。もう商業では描かれないんですかね…T T
鵺さんのイラストは、描線や絵柄は硬質な印象なのにエロシーンでのキャラの表情が絶妙に卑猥ですごくエロく見えるんですよね。
そして正確なデッサンで描かれる裸体や3人の絡みのシーンは安定感と迫力があり、とてもお話を盛り上げてくれていたと思います。
そればかりじゃなくシリアスなシーンも素敵ですが、でもやっぱりBLのレーターさんってかっこいい男子が並んでいるキメ絵は描けてもエロシーンになると途端に残念になる人が多い中、この画力は貴重でした(っていうか、エロシーンや裸体をちゃんと描けるか描けないかで作家さんの力量が知れますね)。
そうじゃなくても最近は雰囲気イラスト増えてきたし、鵺さんいなくなってしまったのは私の中ではものすごい損失なんですが。。
新生エンジェルヒート、どうなることやら期待と不安でいっぱいです。

「エンジェルヒート」シリーズ
 ・「エンジェルヒート」
 ・「エンジェルヒート 〜in Love〜」
 ・「ストレイエンジェル 〜天使志願〜 」(鴫原×雛希のスピンオフ)
 ・「エンジェルヒート 〜Blood〜」
 ・「エンジェルヒート 〜Devil〜」

「ストレイエンジェル 〜天使志願〜」 西野花 / ill.鵺

違法カジノ「ルナマリア」。達の悪い客の餌食となり、店の片隅で犯されそうになっていた、まさにその時、里川雛希はついに見つけた。長い間捜し求め、恋焦がれ続けた、お兄ちゃん−鴫原冬真。すっかり成長してしまったせいで、鴫原には自分があの雛希だとはわからない様子だったが、雛希はこれ幸いと夢中で彼を欲した。「ほんの一時だけでもいい。彼に抱いてもらいたい」−そして雛希は飛びこんだ。彼のいる闇の世界へ。淫らな天使の捨て身の純愛!「エンジェルヒート」スピンオフ!!

「エンジェルヒート」シリーズのスピンオフ。
2作目「in Love」で登場していい仕事をしていた元ホストの鴫原と、その鴫原に子供の頃に出会って恋をした雛希のお話です。

施設育ちの雛希(受)は施設長から性的虐待を受けて育ち、時折施設にやってくる近所のお兄ちゃん・鴫原(攻)の優しさに救われるようになるのですが、あるトラブルが起こり鴫原は姿を消してしまう。
その後、養子となって普通の家庭に迎えられた雛希でしたが鴫原のことはずっと忘れられずにいて、鴫原が違法カジノにいると聞いて追いかけますが、鴫原は雛希があの少年だとは気がついていない様子。
それでも鴫原の側にいたい雛希は、ついには「エンジェル(=性奴隷)」となって新人エンジェルの調教師でもある鴫原はによって調教されるようになり…。

…という今回もエロエロな内容ですが、本編シリーズと比べると若干物足りない気も。。
何故だろうかと考えて、「エンジェルヒート」シリーズは3Pものとして愉しんでいるシリーズなので、これは雛希の過去のことやら調教やらとハードな部分はあるものの基本は受け攻めふたりのお話であるところに物足りなさを感じてしまったのかなと。
いや、充分エロいんですけどね。でも何というか、今回は予想の範疇内(笑)。

あと、「in Love」では飄々とした感じで本性のよく見えなかった鴫原が、実はフツーにいい人で案外優しい男だったことも、ちょっと意外な気がしました。正直もっと鬼畜な感じを期待していたので、少し拍子抜けしてしまった←
そんな案外普通な鴫原に代わって、とにかく雛希のインパクトったらなかったです。
一途な執着受けといえば聞こえは可愛いかもですが、鴫原逢いたさにエンジェル(=性奴隷)になってしまうのも厭わないのは、…ちょっと自虐的過ぎて、こうなるともう鴫原に対する執着も病的なものに見えてしまいますね。
その上、体は淫乱にできていて、エンジェルヒート使わなくても乱れまくる姿にちょっと引いてしまいました(汗)。
そんななのに鴫原のことは行為中も「お兄ちゃん」って、…これもう確信犯だろ(笑)。
こういうキャラ、私はあまりツボじゃないんですけれど、好きな方はきっとすごくはまると思います。

ふたりの関係が深まっていくことで鴫原と本編のボス兄弟との間に確執が生じてしまい…なちょいハラハラさせられる事態になったりもしますが、ここで案外(失礼?)鴫原の頭が切れることが判明して何だか見直してしまいました(笑)。
彼も可愛いエンジェルを得られてめでたしですね!

お話の終わりには、本編の3人のSS「天使の叛乱」が収録さていますが、攻めの景影視点だったのが何だか新鮮でした。

「エンジェルヒート」シリーズ
 ・「エンジェルヒート」
 ・「エンジェルヒート 〜in Love〜」
 ・「ストレイエンジェル 〜天使志願〜 」(鴫原×雛希のスピンオフ)
 ・「エンジェルヒート 〜Blood〜」
 ・「エンジェルヒート 〜Devil〜」

「エンジェルヒート 〜in Love〜」 西野花 / ill.鵺

一度手を放してくれた景彰と漣への想いを捨て去れず、再び性奴隷として彼らの懐へ飛び込んだ七瀬。けれど、彼らはまるで恋人にするかのような甘やかな態度で溢れるほどの快楽を注いできて……。

「エンジェルヒート」第二弾。
前作で景彰と漣のドS兄弟の性奴隷になることを選んだ七瀬のその後のお話。
続編が出ると知った時は、一作完結のお話としてまとまっているしどう見てもシリーズ化する予定ではなかった感じだったので蛇足にならないか不安だったりもしましたが、さすが西野さん読み応えもエロもたっぷりでした(笑)。特にエロは前回よりもヒートアップ。一作目とこれとの間に、花丸BLACKのリミッターもいろいろ外れたんだろうな(笑)。

性奴隷になったといっても七瀬は可愛がられまくりで、景彰と漣にものすごく愛されていることがわかります(笑)。
のっけからピアッシングプレイ(エンゲージリングw)があったりしますが、前半はもう甘々すぎてちょっと食傷気味だったくらい。
3人だけでなく景彰、漣それぞれとのシーンもあるんですが、なんかもうフツーの甘い恋人のHシーンみたいでした。
七瀬が景彰と漣がマスターとして他の奴隷に触れることに嫉妬して、彼らの奴隷以上の存在になりたいと思うのも、何だかもう今更(笑)。

そんな感じで前半はお腹いっぱいで胃がもたれそうなくらいでしたが、後半、七瀬が景彰たちの転覆を狙う男に拉致されて以降の展開はたまらなかったです…!
今回、未遂で終わった前回と違い七瀬はふたりに救出されません。複数の男たちに徹底的に輪姦されてしまう。
BLではこういうことになっても攻めへの操立て(?)なのか受けは攻め以外には感じないとか不快感が〜とかになりがちだというのに、すっかり調教されてしまった七瀬の躰はしっかり快楽を得てしまっているのがいっそ清々しいくらいでした。
躰が心を裏切ることに煩悶しながらも躰は苦痛ではなく快楽に流されドロドロになっていくので、かなりハードなシーンなんだけど痛さがなくて、すごくエロい。
しかも、最後にはエンジェルヒートを使われてしまってヒートアップ。
苦手な方は避けた方が無難ですけれど、ココを読み手に「愉しませる」のってすごいなと思ってしまいました。

そして輪姦シーンががっつりあったからこそ、その後の展開をいっそう印象深いものにする効果を上げていると思いました。
何とか救出された七瀬に景彰が言った「何も気にせず、帰ってこい」という言葉といい、景彰と漣の七瀬を想う気持ちの深さに感動です。
その後「お仕置き」と称して七瀬はふたりに罰をねだるのですが、それが緊縛+蝋燭プレイ!
3Pもののお約束といっていいラストの二輪挿しが霞むほどでしたけれど(笑)、それよりも萌えたのは、景彰と漣が輪姦された七瀬を洗うお風呂のシーンでした。清めているうちに興奮してきて…なのは期待通りでしたが(笑)、七瀬がふたりからかけられるところは、挿し絵ともどもエロすぎますね!

前作以上にハードな内容でしたが前作よりも3人の絆が深まった内容でした。
脇役で登場した鴫原もイイ味を出しています。彼は後半はかなり美味しいところを持って行きましたね。
ところで、七瀬が「大天使」だとか「アークエンジェル」とか称されているのには吹いてしまったw

「エンジェルヒート」シリーズ
 ・「エンジェルヒート」
 ・「エンジェルヒート 〜in Love〜」
 ・「ストレイエンジェル 〜天使志願〜 」(鴫原×雛希のスピンオフ)
 ・「エンジェルヒート 〜Blood〜」
 ・「エンジェルヒート 〜Devil〜」

「エンジェルヒート」 西野花 / ill.鵺

母親の治療費を稼ぐため、巷で噂の媚薬・エンジェルヒートの秘密を探ることになった七瀬。通称ヘヴンと呼ばれる非合法組織に潜り込んだまではよかったが、逆に策にはまり、不定期に開かれる秘密クラブの見世物として、初めての身体をさんざんに嬲られてしまった。「極限までいやらしい身体に仕立て上げて、男なしではいられないようにしてやるよ」その日から七瀬は、ヘヴンのトップである景彰と漣の性奴となり、絶え間ない淫虐に晒される。しかしどこか甘いそれに、心まで酔わされて…。

久しぶりのシリーズ新作発売日が迫ってきたので、おさらいを兼ねて読み返してみました。

倒れた母親の医療費を負担してもらうことを条件に巷で噂になっている媚薬「エンジェルヒート」の情報を盗みに非合法組織に潜入した七瀬が、逆に組織のトップ景彰と漣の兄弟に囚われ彼らの性奴隷(=エンジェル)として躾けられてしまう、言わずと知れた西野さんのエロエロ3Pなお話(笑)。数ある3Pものの中ではダントツに好きな作品です。
鵺さんのイラストも卑猥さたっぷりでたまらないです!

のっけから非合法クラブのステージに上げられた七瀬が衆人環視の中で景彰と漣に犯されたりして、ハードなのかと思いきやそこは「天使も発情させる」というほどの効果のある媚薬・エンジェルヒートの効果でむしろ七瀬感度良すぎだろというくらい気持ちよさそうで、痛さは全然ありません。
というか、最初から攻めふたりが七瀬を気に入っているのがわかるので、全体を通じて酷い感じはせずむしろ甘いくらい(笑)。

七瀬は普段はクールな美人だけれど快楽には弱いタイプで、攻めふたりの性奴としてどんどんエロく躾けられていくギャップがイイです。でも、時々いくら媚薬が効いているとはいえ…と思うことがないでもないですが(笑)。
ひとでなし兄弟(笑)は、兄の景彰は外見は強面系だけど案外面倒見のいいところがある男で、弟の漣は甘いマスクをしているけれど酷薄系とそれぞれにタイプが違います。基本は3Pだけど景彰、漣それぞれとのシーンもあるので、そこでも愉しめるかと。
この他、尿道攻め、自慰、もはや3Pもののお約束(笑)の二輪挿しなどなどエロ面はこれでもかというくらいの充実ぶりです(笑)。
いちばんエロいなと思ったのは尿道攻めのところでしたw攻めふたりが七瀬の口を割らせるためにエンジェルヒートを使いながらやっちゃうんですが、このあたりがエロもお話もいちばん盛り上がってたかな。
ラストを飾る二輪挿し3Pもエロエロですが、実は二輪挿しプレイにあまり萌えないのでそっちよりもこっちの尿道攻めで異常に盛り上がってしまったわけですが、もしかしてそれって私だけですか?(笑)
ところで、二輪挿しってあれですか、受けが攻めふたりを同時に感じるってところがイイんですか?? 私、どうしても裂けないかとか括約筋緩まないかとか余計なことが気になってイマイチ愉しめないんですが;
でも、3Pものには必ずっていうほど出てくるのを見ているとかなり受けているんでしょうね。

ストーリーそのものは、はっきり言ってエロのためにあるようなものなので期待するとアレですが、でも一度は兄弟から解放された七瀬が自らの意思で彼らのもとに戻る決断をしたことろは良かったです。
気が付いたら躰のみならず心も彼らに調教されて、彼らなしでは生きていけなくなってしまったという(笑)。この3人はこの先フツーに甘々な日々を送るんだろうなと思わせられました。

ただ、途中お約束のように七瀬が拉致されあわや輪姦…な展開になるんですが、直前で攻めふたりが登場して救出されているのにはなんだかなーと思ってしまいました。
私がこの作品を読んだのはBLを読み始めたばかりの頃で、それ以前にBL(っていうかやおい)といえば山藍紫姫子さんしか知らず、受けが攻め以外に凌辱・輪姦が当たり前の山藍作品に慣れていたのですごく肩透かしだった記憶が。
それから段々BLでは受けが攻め以外にヤラれるのは基本的に御法度なんだと気が付いたんですけれども(汗)、エロ特化を謳うレーベルでもダメなんだなーとつくづく思ったものです。
というかこういう直前で攻め登場のパターンをよく見かけますが、結局寸止めにしてしまうならもういっそ最初からなくていいのにと思ってしまうのは私だけでしょうか。。
まぁ、このシリーズに限って言えば、2作目以降はそのへんのリミッターもなくなってより振り切った内容になっていくのでOKですけれど(笑)。
エロ特化と言いながらもそこがどうしてもすっきりしなかったので★ひとつマイナス。

「エンジェルヒート」シリーズ
 ・「エンジェルヒート」
 ・「エンジェルヒート 〜in Love〜」
 ・「ストレイエンジェル 〜天使志願〜 」(鴫原×鴫雛希のスピンオフ)
 ・「エンジェルヒート 〜Blood〜」
 ・「エンジェルヒート 〜Devil〜」

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