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  • 2014.07.28 Monday
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「探偵見習い、はじめました」 いおかいつき / ill.小山田あみ

顔も知らない父親の突然の訃報―しかも父は探偵だった!?意外な報せを持ってきたのは、亡き父を慕う刑事・石堂。初対面から不遜な石堂に苛立つ祐介だが、そんな折、勤務先の銀行で横領の疑惑がかかってしまう!なぜか祐介以上に冤罪を憤る石堂とともに真犯人を捜す羽目に。「俺がお前を一人前の探偵に仕込んでやる」迷惑なほど強引な石堂に、感謝どころか反発が募るばかりで…。

いおかさん、これまで雑誌で見たことはあっても丸々一冊がっつり読んだのは初めてかも。
本当は、個人的に大好物な攻×攻で有名なリロードシリーズをこれが出るまでには読むつもりで数冊購入していたんですが、…結局積んでしまいました。。
これに限らず、最近は夫のシュミに付き合っていたことに加えて親ほども年の違う職場の先輩から本を借りていたりもして、BL非BL問わず積読がすごいことになってます。。
その積読の山が高くなるのを見るにつけ、カドがたっちゃうのもイヤだし…とついつい借りてしまいがちだけど(だってけっこう気になるタイトルがあるもんですから・笑)断る気概も持たないとなーと思うこの頃です。
っていうか、この先輩(女)から何か面白い本はない〜? と聞かれてとっさにBLしか思いつかない私ってどうなんだろう;ドン引きされるの間違いないなので、さすがに勧められないのがまたツライところなんですけど(笑)。
んな与太話はさて置いて、いおかさんの新刊です。

銀行に勤める祐介(受)の元に、突然顔も知らなかった父親の訃報が届きます。更には亡き父・野間は、なんと探偵事務所を経営していたという驚きの事実まで明らかに。
しかし祐介は、顔も知らなければ確実に父親であるとも言い切れない男のことなど自分には関係がないと取り合いません。すると今度は野間に仕事で世話になっていたという刑事・石堂(攻)がやってきて、半ば強引に探偵事務所まで連れて行かれ、生前の野間を知ってほしいと食い下がってきます。
やっぱり取り合わずにいた祐介でしたが、なんと銀行でまったく身に覚えのない横領の疑惑をかけられてしまい、仕方なく石堂たちに真犯人探しの協力をしてもらう代わりに彼らが望む通り野間のことを知ろうとしますが、ソリの合わない石堂に反発ばかりしてしまい…。

祐介を陥れた真犯人と、祐介の父・野間の過去のふたつを追いながらお話は進んでいきます。
祐介は他人と極力関係を持たずに生きてきたような、ちょっと温かみに欠けるところのある男だったんですが、それが横領犯にされかけたことでこれまでの生き方を考え直すようになり、また石堂たちと関わることでちょっとずつ人らしくなっていく、その過程が見所だと思います。
それにしても祐介、何者かに横領犯に仕立て上がられそうになるという最悪の事態の中で銀行内にひとりの見方も思い当たらず、頼れそうな先がついさっき知り合った刑事と探偵…というのは、ちょっとどうかと思いますよ(苦笑)。
横領犯についてはまぁあっさりわかっちゃう展開ですが、徐々に明らかになる野間のことに関しては、最後はけっこうじーんとさせられました。
特に、祐介が亡くなった母親の元同僚を訪ねるシーンが好きです。
そしてじーんとなったのは読者だけではなく祐介もかな、という、ちょっとだけ何かが動いた感じが良かったです。

…とここまで読んだ方は、肝心のラブはどこに? と思われたでしょう(笑)。
このお話、難点はそこなんですよねー。
ラブはもちろんちゃんとあります。ありますが、なんか急というか取って付けたようなというか…。
ゲイではない石堂が祐介に惹かれた理由がよくわからなかったし、肝心の祐介の気持ちはなんだかまだ発展途上な印象だったし(このあたり、もしかしてシリーズものなのかなと思いました)…。
何より祐介と石堂が最初に関係を持つところが無理矢理すぎる。。
祐介と石堂のキャラは好きなので、余計にふたりの関係も謎解きと同じように徐々に育っていく感じだったら良かったのになーと思わずにいられませんでした。
お話そのものが面白かっただけに、肝心のBLな部分が物足りない…っていうのは惜しいですね。。

というわけで、たぶんシリーズものの予定なんじゃないかな? 次回では富野がもっと登場してくれたら嬉しい。ついでに受けだとなお嬉しい(笑)。

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