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  • 2014.07.28 Monday
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「40男と美貌の幹部 2」 海野幸 / ill.佐々木久美子

「 ――……上手く誘えなくて、ごめん 」 年下の上司・篠宮と恋人同士になった宗一郎。その美貌にもかかわらず恋愛に初心な篠宮は、仕事中の完璧な姿が嘘のように初々しい反応で宗一郎の理性を崩壊させていた。
だが、宗一郎が昇進試験で多忙になったとたん、幹部候補生の神谷が篠宮に急接近。年甲斐もないと自嘲しつつも、気心の知れた二人の様子に湧き出る嫉妬心を抑えきれず…。そんな中宗一郎は、神谷が篠宮を口説いている現場に遭遇してしまい――。

40男の部下・宗。郎(攻)と美貌の上司・篠宮(受)のお仕事BL第二弾。
前作から数ヵ月後、クリスマス商戦と昇進試験に追われ、宗一郎は篠宮と恋人として過ごす時間もないくらい慌ただしい日々を送っています。
そこに篠宮の同期であり幹部候補生でもある神谷という男が現れて、助言をもらいたいという名目で頻繁に篠宮の元を訪れるようになる。
神谷は篠宮とはまるで違って押しの強い感じで、それを武器に自分の堀を固めていくタイプ。宗一郎はそんな神谷が篠宮サイドの優秀な人材の引き抜きを行なっているらしいことに気が付き愕然としますが、さらに神谷が篠宮を口説いているところを偶然聞いてしまう。その時の篠宮の返答が宗一郎を打ちのめし…。
…と、仕事に打ち込むあまりお互いにすれ違い思い違いをしてしまうという展開なんですけれど、これ3角関係か!? と思っていたらそうではありません。実は優秀な部下である宗一郎が、当人ばかりが自分の価値に気付いていなくて起こった騒動なのですね。読み手もわりと早い段階でそのことに気が付ける内容なので、まぁ読んでてヤキモキします(笑)
というわけで前作同様ラブ面よりもお仕事面のお話がメインという印象です。会社内の組織のこととか宗一郎の社会人としてのかっこ良さとかとても丁寧に描かれていて読み応えはあるんですけれど、…やっぱり萌は低めでした。。
三角関係とか恋の駆け引きや甘い展開を期待すると、ちょっと違うかもしれないです。

上司の時は完璧なのにそれを取り払って素になると不器用な篠宮は相変わらず可愛いいです。宗一郎がメロメロになってしまうのも仕方ないです(笑)。
で、やっぱり宗一郎は、もっとオヤジなキャラの方がいいのになーと思ってしまいました(苦笑)。いやすごく魅力的な大人の男なんですけれども、何というかスマートすぎる…。高級化粧品会社の社員としてはこれで正解なんでしょうけれども、オヤジ好きな私はちょっと物足りないのでした。

 ・「40男と美貌の幹部」(シリーズ一作目)

「40男と美貌の幹部」 海野幸 / ill.佐々木久美子

「君が欲しくて仕方がなかった」―勤続十数年。突然のご指名で支店勤務になった上城宗一郎を待ち構えていたのは、七歳も年下の美貌の上司だった。幹部候補生という社内でも特別なエリート社員である篠宮辰樹は、一分の隙もないスーツ姿とは裏腹な、艶かしいほどの色気と掴みどころのない性格。しかも、接客の練習としてまず篠宮自身を口説くよう命令してきて!?風変わりな上司に翻弄され、なぜかときめきを覚えてしまった四十男の運命は…。

化粧品会社のエリート幹部候補生×彼に引き抜かれた四十路の部下のお話。
評判がいいので読んでみました。

訪問販売を専門とする高級化粧品会社に務めて十数年の40男・宗一郎(攻)は、ある日突然エリート幹部候補生の篠宮(受)に引き抜かれ、7つも下の彼の元で働くことに。
篠宮はちょっと変わってる上とんでもない美貌と色気のある男で、彼の振る舞いに宗一郎は戸惑います。更には「君には色気が足りない」と、接客の練習と称して自分を口説いてみろと言われ、宗一郎は翻弄されてしまうばかり。
ところがそんな篠宮の仕事を離れた時に見せた頼りない姿に、宗一郎の心が揺らぎ始めます。
 
このお話、何をおいてもまず篠宮のキャラがいいです。
男に色気などあるのかと問う宗一郎に「では、私は?」と見つめ返す場面なんて、悩殺ものな気がします(笑)
そんな、仕事での上司としての面は色気たっぷりなのに、いざプライベートとなると何処か頼りない風になってしまう篠宮の二面性がツボですね。彼が順風満帆に出世街道を歩んできたわけではないという意外な側面が見えてきてからは、仕事での姿は彼の精一杯なのかと思うと可愛く思えてくるというか。
そんな彼が宗一郎を欲しがった理由が明らかになったときはもうきゅんときてしまいました。
対する宗一郎は、冴えないダメなオヤジがイイ男に成長していくみたいな話だと思い込んでしたせいもあるんですが(汗)、けっこうスマートな紳士といった感じで物足りないというかもうちょっとくたびれた感じでもよかったかな。せっかく40男であることを強調しているのだし、オヤジらしさを堪能したいのですよ。。
まぁ、実は包容力のある男・宗一郎の力を得ることで篠宮は試練を乗り切っていく、という展開なんですが、全体的に甘い恋模様よりも仕事の場面が多い印象なのでちょっと物足りない。
続く後半の「キスの代わりに」は、女性販売員たちの慰安沖縄旅行に同行したふたりのお話で、薫という若手の販売員が関わってくることでふたりの関係がこじれてしまうんですが、最後はまぁ甘々な顛末です(笑)
 
いいお話だとは思うのですが、何というかもう一押し欲しかった読後感でした。

 ・「40男と美貌の幹部 2」(シリーズ2作目)

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