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  • 2014.07.28 Monday
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小説リンクス 9周年記念プレシャスBOOK

小説リンクス9周年プレシャスBOOK恒例の小説リンクスプレシャスBOOK、ひと月ほど前に届いていたんですが、危うく積んでしまうところでした;

雑誌小説リンクスを飾ったカバーイラストと各号のピンナップイラストに作家さんたちがお話を付けるという、このレーベルでしか見られない一風変わったこの企画、私はけっこう好きだったりします。
とか言っておきながら、実は今回は特別読みたい作家さんが参加されているわけでもなかったので応募するか悩んだんですけど(汗)、やっぱり読めてよかった!

9周年の今回のラインナップは以下のとおりです^^

「how to count kiss」
谷崎泉/イラスト:笹生コーイチ
★★★☆☆
リーマン×リーマン。
中学時代のファーストキスの相手に会社で再会した元同級生城島と新名のお話。
っていうか、そんなお年頃に何回もキスしておいて「好きだかどうだかわからなかった」って…(笑)。このふたりは、やっとこれからお互いの気持ちを確認するようになるのかなーと思いました。

「花に魅る」 火崎勇/イラスト:高嶋上総
★★★☆☆
画家見習い×唄い手。
大正時代。画家を目指して田舎から東京に出てきた正造は、下宿先で知り合った唄い手の菊王に恋をしますが、田舎で公害が起こり戻ることになり…。
時代や名前で察しがつく方もいらっしゃると思いますが…あの田○正造さんのお話のようです(!)。で、真っ先に思ったのはいいのかこれは? ということだったり(笑)。
正造が田舎に戻ったことでふたりは別れ別れになり、「かつてそんなことがありました」な終わり方をするのかと思いきや、ちゃんとハッピーエンドなのがBLらしいですね(笑)。
ただ、菊王が今っぽいやたら砕けたしゃべり方をするのが気になったり、情緒がないのが残念です。

「波の音」 バーバラ片桐/イラスト:高階佑
★★★☆☆
後輩リーマン×先輩リーマン。
ゲイでタチの似鳥は、会社の後輩で同類の匂いがする青山を狙っています。ところがある飲み会のあと、泥酔した末に目が覚めたらホテルのベッドで青山に拘束されている自分を発見。なんと青山も似鳥を「抱きたい相手」として狙っていたのだった(!)。
攻めだった男が、後輩の男に受けにされるという逆転な展開にびっくりなお話でした(笑)。こういうのは好きなんですけれど、若干端正なイラストのイメージからは離れているような…。この作家さん、去年の作品でもイラストのイメージと違うなーと思った記憶が。。
まぁ、眼鏡のイイ男ふたりが並んでいるだけの絵に、ここまで妄想できてしまうのは凄いかも(笑)。

「薔薇の求婚」 妃川蛍/イラスト:高峰顕
★★★☆☆
世界的ファッションブランドCEO×若き老舗呉服店の主。
老舗呉服店の若き主の明甫は、世界的なフランスのファッションブランドのCEO・シャルルから提携を持ちかけられますが、そのときに口説かれて関係を持ってしまう。ところが契約が完了した途端にシャルルからの連絡が途絶えてしまい…。
イラストのテーマは「国際結婚」なので、結末はまぁ、その通りになっています(笑)。そして、見事なまでに貴公子然としたシャルルに、いったいこんな男が何処にいるんだよと突っ込みたくなるくらい(笑)。
ぶっちゃけ、私の仕事の業種がこれなので(小売じゃないけど)いろいろ突っ込みどころがあったりするんですが、そこはご愛嬌(笑)。
因みに、今回のイラストでこれがいちばん好きです^^

「アフターディナー」 かわい有美子/イラスト:佐々成美
★★★☆☆
双子の秘書×若手新任専務。
父親の経営する会社の専務に就任したばかりの慎には、双子の秘書、光輝と英輝がいます。彼らは慎が子供のころから兄のように慕っている存在ですが、いつの間にかそれ以上の存在になっていて…。
エチはないですが、3Pの雰囲気がぷんぷんします(笑)。しかも双子! もっと突っ込んで描いて欲しかったかも…!
慎がふたりに世話を焼かれているのがなんかいいです(笑)

「左利きの誘惑」 水壬楓子/イラスト:円陣闇丸
★★★☆☆
大雑把な高校生×優等生の委員長。
バスケ部で活躍している高校生の長谷川は、学校の寮暮らし。優等生の委員長・羽生が寮生活を始めるようになりますが、普段は要領よく立ち回っているのに寮では時々人の輪に入り辛そうなそぶりを見せる羽生の姿が、長谷川は気になって仕方がない。
羽生は左利きで、隣り合って食事をするときに人に腕をぶつけて不快な目に遭わせたことがあって、寮のような場所では特に気にしていた、という理由が明らかになるのですが、大雑把な長谷川はそんなことはまるで気にしていない。そんな長谷川に羽生も惹かれちゃうんですねー。
関係がやっと始まるところで終わっていますが、ふたりがその後どうなるのかとっても気になります(笑)。

「見えない行き先」 松雪奈々/イラスト:三尾じゅん太
★★★★☆
後輩リーマン×先輩リーマン。
横溝は、現在指導している新人の加藤が気になっています。けれども加藤の前に横溝が指導していた後輩・藤堂がそれを快く思わない。藤堂は横溝が好きで、ふたりはどうやら関係を持った様子。
加藤に自分たちの関係を見せ付けてやろうと、藤堂は会社で横溝に迫り―。
短いながら緊迫の一編! 今回はこれがいちばん面白かったかもしれない。藤堂の横溝への執着っぷりがたまらないです!
そして、そ、そこで終わりですか! なラストにやられた。この先この三人はどうなるのやら。

「記念写真」 和泉桂/イラスト:雨澄ノカ
★★★☆☆
リーマン×リーマン。
高校時代の片思いの相手・野村に偶然再会した三好。野村は昔と変わらず屈託なく接してきて、帰りが遅くなった三好に「泊まっていけ」と言ったりしますが、未だに野村を意識している三好にはやりきれないものがあり…。
再会もの、ふたつめですね。
野村も三好に気があるのが最初からわかるので結末も見えてますが、野村があれこれ三好を引きとめようと必死なのが何だか可愛い。もっと早くに気がつけばよかったのにね(笑)。

「眼鏡の魔法」 橘かおる/イラスト:青山十三
★★★★☆
人気作家+代議士秘書×カフェ店員。
人気作家の北見は、代議士秘書の佐宗とセックスの相手を共有しあう仲。ふたりはあるカフェで働く、一見ぱっとしないけれどよく見ると逸材の青年・朝永をものにしようと計画します。警戒されないように北見ひとりが近付き、朝永は彼の手によってどんどん変わっていく。そして初めてベッドを共にしますが、そこには佐宗もいて―。
眼鏡男三人による、がっつり3Pものです(笑)。今回はこれがいちばんエロかったかも。

「いつか、その日が来たら」 葵居ゆゆ/イラスト:青山秋
★★★★☆
生徒×教師。
19世紀のイギリス。寄宿学校で教鞭をとるジェラルドは、生徒のエリックに口説かれていますが「子供はだめです」とかわす日々。実はジェラルドはエリックの父親を想っていたことがあり、それを知ったエリックは…。
教師と生徒だったので、はじめはジェラルド×エリックなのかと思ったら、エリック×ジェラルドだったという(笑)。
寄宿学校なんて設定がJUNE的ではなくどこかノスタルジックに感じられる作品でした。萌え云々より、この雰囲気が好き。

「ギャング・スターの悲劇」 高原いちか/イラスト:樋口ゆうり
★★★☆☆
元手下×元ギャングのドン。
20年台のニュヨーク。ギャングのシルヴァーノは脱税疑惑で逮捕され財産は没収、明日には収監される身。そこに長年秘書としてこき使ってきたレオーネが現れて、これまでのツケを躰で払えと迫られる!
粗野なシルヴァーノとクールなレオーネならシルヴァーノが攻めになりそうなものなのに、そうならないのが面白かったです(笑)。というか最近はこれがデフォルト?(笑)
無事刑務所から戻って甘〜い日々を送れますように!

「恋するメロンパン」 いとう由貴/イラスト:端縁子
★★★☆☆
高校生×高校生。
高校二年生の貴志は幼馴染みの俊に片思い中。周囲にバレないように気を使っているけれど、俊はそんなことにはお構いなく貴志にじゃれてきます。けれども、俊の貴志に対する言動が時々「友情以上」のものに思えて…。
いとうさんには珍しい青春もの。実のところはすっかり俊に振り回されている貴志が可愛くて、端さんのイラストともども、何だかキラキラしています(笑)。
珍しい組合せだなと思っていたんですが、よく考えればこのふたり、複数もので組んでたことがあったっけ(笑)。
端さんは個人的に注目株。でもイラストよりも漫画の方が良さが出る作家さんかもしれないです。

昨年はエロ度薄めだった気がしますが(記憶違い??)、今年はエロも甘々も切ないのもそれぞれに楽しめる内容でした。
小説リンクスは、今月コミックマガジンリンクスと統合されてしまったので、この企画ももう最後でしょうか? ずっと楽しみにしてきただけに、ちょっと寂しいですね。
また新しい企画が出てくるかと思いますが、こういう他にはないものを引き続きお願いしたいです。

Extra Book ガッシュ文庫「蛇淫の血」&「蜘蛛の褥」番外編

Extra Book ガッシュ文庫「蛇淫の血」&「蜘蛛の褥」番外編少し前にやっと届きました! 待ちに待った「蛇淫の血」と「蜘蛛の褥」復刊記念の小冊子です♪
文庫サイズで32Pと想像していたよりもコンパクトですが、番外編ショート2編に奈良さんの刊行当時のキャララフも愉しめて、負担の少なかったことを思うと充分すぎる内容です^^

番外編2編は、どちらもこのシリーズの重要なモチーフである刺青がクローズアップされた内容でした。
読んでつくづく思ったのは、同じように背負う者を喰らい尽くすような刺青を持ちながらも、それぞれの生き様によって片方は刺青を殺し片方は刺青とともに変容していくという、全く別の道を行くようになったのが興味深いなぁと。

「虹雲」(「蜘蛛の褥」番外編)
★★★★☆
神谷のために焼き殺した背の毒蜘蛛の姿を叔父・桜沢に見せた久隅は、その帰りに降られた雨の中で毒蜘蛛が怨嗟を向けてくる錯覚に囚われます。その毒牙が神谷に伸びていく気がして、久隅は偶然にもはち合わせた神谷を路地に引き込み―。
…イタしてしまうという(笑)。さすがに本番行為にまではならないにもかかわらず、やらしいです(笑)。
それにしても気になるのは、久隅の叔父・桜沢の3代目への思い。ただの憧れを越していたんじゃなかろうかと色々モーソーしてしまいましたが(笑)、このことは描かれることはないんですかね??

「月光虹」(「蛇淫の血」番外編)
★★★★☆
本編から数年。父親である三代目は亡くなっていて、凪斗は四代目として「大蛇の器がある」と認められている様子です。
ある夜、突然の雨が運んだ冷気が凪斗を背の刺青の蛇が動いている錯覚に陥らせて、凪斗はそれを真面目に確かめようとするのですが、それが何だか自慰っぽい(笑)。で、その様子を角能に見られて、やっぱり自慰していたんだろと勘違いされてしまい…その後は彼によって確かめられてしまいます(笑)。
これも同じくページ数が少ないにもかかわらずやらしさいっぱいです(笑)。というか凪斗の蛇の刺青はやらしすぎますね。誘っているようにしか見えない(笑)。
あと、折原や八十島が凪斗のそばで相変わらずやっている姿が見られたのも嬉しかたです。

巻末の奈良さんのキャララフは、書き下ろしはないものの「蛇淫の血」「蜘蛛の褥」合わせて7ページのボリュームで、見応えたっぷりです。何と刺青の全体イラストもあって、本編では微妙にその全貌が見えなかった刺青がつぶさにわかるという嬉しさ。凪斗の刺青は、そうとう際どいですね〜(笑)。

コンパクトな小冊子でしたが、ボリュームもサービスも満点の、このシリーズ好きにはとても満足な一冊でした^^
欲を言えば(出版社が別だからムリなのはわかっているけれども)、同じシリーズの「赫蜥蜴」も見たかった…

 ・「蛇淫の血」(1作目)
 ・「蜘蛛の褥」(スピンオフ)
 ・「蛇恋の禊」 (2作目)
 ・「赫蜥蜴の閨」(スピンオフ)
 ・Extra Book ガッシュ文庫「蛇淫の血」&「蜘蛛の褥」番外編

「愛しているにもほどがある」 プレミアム小冊子

「愛しているにもほどがある」 プレミアム小冊子「愛して〜」シリーズ通してよんだら、この全プレ小冊子も読み返したくなりました^^
二作目の「愛しているにもほどがある」が出た時の企画なので、もうけっこう前ですね。

100ページほどの文庫サイズとコンパクトですが、「こんなのはじめて❤」と「坂下先生の逆襲」の2編にイラストの奈良千春さんのラフ画集&書き下ろしイラストが一枚と、とっても充実した内容です。


「こんなのはじめて❤」
★★★★☆
世界征服を狙う悪の親玉・晴紀・アクダマンダー・坂下VSホワイトジャック・斑目…という、なにこれパラレル!? なぶっ飛んだお話にびっくりしていたら、なんと双葉が作ったお話でした、というオチ(笑)。
その後それをネタに斑目と双葉のセクハラ発言が起こり、坂下は呆れ返る…という、いつもながらの3人です。エロなシーンもばっちり(笑)。
あと、作り話の中の悪の手下のばーちゃんとおっちゃんがいい味出していてかわいいです(笑)。

「坂下先生の逆襲」
★★★★☆
「こんなのはじめて❤」の後日譚(笑)
双葉の書いた小説をネタにしてくる斑目に、坂下が意外な方法で反撃しています(笑)。
ここまで凹まされた斑目は、これでしか見られないかもですね(笑)。しかも自分で蒔いた種なだけにちょっと立場がないという(笑)。

最後の、作中で斑目と双葉が盛り上がっていた団地妻とか淫乱教師とか(笑)の奈良さんの書き下ろしイラストが、またいい味出しています。
そしてそんなネタに「なんつってナー」と笑っている斑目と双葉の姿に、この先もうこんなシーンは見られないのかなぁとしんみりしてしまいました。

「愛して」シリーズ
 ・「愛してないと云ってくれ」
 ・「愛しているにもほどがある」
 ・「愛されすぎだというけれど」
 ・「愛だというには切なくて」
 ・「愛に終わりはないけれど」
 ・「愛しているにもほどがあるプレミアム小冊子」


沙野風結子番外編小冊子

沙野風結子番外編小冊子ダリア文庫での「花」シリーズ復刊時(2009年)の記念全プレ小冊子。
黒字にゴールドの龍のデザインは、センスが抜群で目を引きます。

収録内容は、今はなき沙野さんのサイトに発表された作品を改稿した「闇を生む花」(零飛×蒼)と書き下ろしの「3P〜PricePlayPlace〜」(鷹羽×斎+ウー)の二作品と、イラストの小路龍流さんのショートコミック「若きウーの悩み」。
この他、ウーの極秘の思い出アルバム(笑)とか沙野さん小路さんそれぞれの直筆メッセージも収録されていて、「花」シリーズファンにはとっても嬉しい一冊でした^^

「闇を生む花」
 ★★★★★
零飛×蒼のお話。
「花の堕ちる夜」から半年後、蒼が零飛のために初めて人を殺してしまう顛末を描いたけっこな読み応えの中編です。
妹の命日に妹を想う蒼に零飛が嫉妬したりと、本編ではあまり見られなかった零飛の内面が描かれているのが何だか意外な印象です。冷酷に見える彼も、こと蒼のことになるとけっこう嫉妬深くて著者コメントで書かれている通り乙女ですね(笑)。
そのお仕置きとして張を巻き込んでの車内プレイになだれ込むんですが、これがむちゃくちゃエロかったです(笑)。

「3P〜PricePlayPlace〜」 ★★★★☆
鷹羽×斎+ウー(笑)
…えーと、タイトル通りなんですけど(笑)。
「千年の眠り花」の後、斎は鷹羽に秘密でウーと会っていますが、そこにやましさを抱えているためなのか(笑)、鷹羽とウー両方から求められる夢を見てしまう(笑)。
…なので3Pといっても夢オチです。そして夢オチなだけに現実では絶対ムリなことをしちゃってます(笑)。というか、二輪挿しって沙野作品ではこれが初なのですね…。その後も登場していないような。濃ゆいエロで有名なのに似たシチュのものを書いていないのはさすがですね(笑)

「若きウーの悩み」
 ★★★★☆
斎に会いたいウーがなんとか「情報」を引き出すんですがそれが…(笑)、という、たった2P内でシリーズのキャラたち総出の微笑ましいショートコミックでした。

Leaf Anshology 闇の男たち「花」シリーズの番外編といえば、2006年にイベントで配布されたリーフのアンソロジー小冊子「Leaf Anshology 闇の男たち」にも収録作がありました。

「Pain」
 ★★★☆☆
零飛×蒼に、ウーと夕矢も登場する作品。
「花陰の囚人たち」の2年後のお話なのですが、ウーと夕矢が恋人同士ではなく夕矢が保護者としてウーの面倒を見ている、という関係で登場していたり、蒼が危険な目に遭うことで零飛が痛みを覚えたりと、その後の「千年の眠り花」と「花の迷い仔」のプロトタイプかも? と思わせる内容です(ちょこちょこその後の作品とはかみ合わない部分もあります)。
基本は零飛と蒼のお話ですが、同時にウーが闇の世界でしたたかに成長していく姿も描いた作品でもあります。


「花」シリーズ
 ・「廻り花を揺らす指」
 ・「花の堕ちる夜(新装版)」
 ・「花陰の囚人たち(新装版)」
 ・「千年の眠り花」
 ・沙野風結子番外編小冊子(番外編収録)
 ・「花の迷い仔」

プラチナBOX 2011

プラチナBOX 2011明けましておめでとうございます。
昨年内にもう一回くらい更新できるかと思っていたんですが、年の瀬の慌ただしさをナメてましたね(苦笑)、ムリでした。。なのであいさつもできないままの年明け。すみません。。
今年もこんなのろのろ更新になるかと思いますが、どうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m

さてさて、本年一番に取り上げてみたのは、年の瀬に届いたプラチナ文庫の全サ小冊子「プラチナBOX 2011」でございます。
収録内容は、
「働くおにいさん日誌」椹野道流/「堕つればもろとも」宮緒葵/「誘い」いとう由貴/「彼に棲む獣」神楽日夏/「神の囲い人」沙野風結子/「冗談やめて、笑えない」栗城偲/「飛鳥沢総帥のタブー」バーバラ片桐/「ふるえる恋の声」深山ひより
以上8作品の番外編です。文庫サイズでプラチナ文庫と同じ段組なしの116ページ。どの作品も14ページの内容です。

…実は、この8作品の中で私が読んでいるのは沙野風結子さんの「神の囲い人」のみです。。この全サのために他にも購入した作品がもちろんあったんですが、そちらはなかったんですねー…。
で、感想を書くとか言っても結局その「神の囲い人」の番外編のみという状態です。

プラチナBOOK 03 でもそれではいくらなんでも淋しすぎるので、昨年秋のキャンペーンで店頭配布されていた「プラチナBOOK 03」収録の「神の囲い人」のショートの感想も書いてみました。
 
「初夜十日前」(プラチナBOOK 03 収録)
 ★★★★☆
カイゼル帝国皇帝アーシェイドとの婚儀(!)を十日後に控えたミコトは、初夜がヨルクらの目前で行われることに気が塞いでいます(当然です。アーシェイド、ぶっ飛びすぎです)。そんなミコトの気を紛らわそうと、アーシェイドはなんとふたりでこっそりヨルクとセツの情事を盗み見ることにしますが、当然それだけではおさまらず(笑)。
そういえばこうなる前振りが本編にありましたっけね(笑)
ミコトは普通に育って来なかったばかりに自分は淫らなのではないかと思っている所があって、アーシェイドはそうではないと伝えようとしているんですけれど、それが他人の情事を見せることだというのはどうなんだ。アーシェイドのシュミの悪さが光っています(笑)。そしてセツが気の毒すぎました(笑)。

「初夜七日前」(プラチナBOX 2011 収録)
 ★★★★☆
で、今度はキールとシンの濡れ場を覗くことに(笑)。「初夜十日前」を読んだ時にもしかして、とは思いましたが、やっぱりそうきたかと(笑)。
でもヨルクたちの時とは違ってひねくれ者のキールです。やっぱりただでは終わらず途中からアーシェイドど共犯関係になって愉しみ始めるんですからやっぱり性質が悪いですね(笑)。そしてやっぱりこの作品の中でいちばん好きなのは、キールとシンのカプだと思いましたv

…で、これが本編の6P初夜に繋がるわけですね(笑)。両方ともその前振り的なお話で、両方読んだら2倍愉しめる内容でした(笑)
そして、両作ともにちょこっと登場するコトが可愛かったです(笑)


…「プラチナBOX 2011」というより「神の囲い人」番外編の感想になってしまってすみません。
そして8作品中1作品しか読んでいないっていくらなんでも少ないだろと突っ込んでしまいました。果たしてこれでBLの読書感想blogなんてやってていいのだろうかと真剣に考えてしまいました;とほほ。

リリ文庫 一周年記念小冊子

リリ文庫 一周年記念小冊子この間、リリ文庫文の一周年記念小冊子が届きました^^
文庫サイズで32ページと書店配布小冊子並みのコンパクトサイズですが、本文は小さいフォントで余白ぎりぎりの三段組みとぎっしり充実しています(笑)
そして返信用切手さえ必要ナシの対象作品の帯の応募券3枚のみでGetできたことを思えば、満足な内容でした。

収録内容は、
「My Love」七地寧/「月下の盟約〜軍華繚乱〜」西野花/「真夜中クロニクル」凪良ゆう/「ちるはな、さくはな」五百香ノエル/「闇夜の情動」宇宮有芽/「愛は裏切らない」オハル/「弁護士はひそかに蜜愛」杉原那魅
 …の番外編でした。
リリ文庫さんのサイトで、執筆者のラインナップは発表されていましたが作品名は上がってなかったのでシリーズ物はともかく複数作品出している作家さんはどれの番外編を書くのか気になっていたりして、ようやくすっきりです(笑)。
…と言いつつ、この中で読んでいるのは西野さんと凪良さんとオハルさんの3作品だけなのですが。。
なので感想もその3つのみです;

「月下の盟約〜軍華繚乱〜」西野花
 ★★★☆☆
志月、藤倉、鷹矢の3人が3人で仲良くした(笑)翌朝を、鷹矢の視点で描いたショート。志月を挟んで攻めふたりが妬いているのがよく伝わってきて(笑)、この関係の中でいちばん幸せなのはふたりから同時に愛される志月だなと実感。でも躰はさずがに大変そうですけれど。。

「真夜中クロニクル」凪良ゆう
 ★★★★★
大ヒット作なだけに、7ページとこの小冊子の中で一番のボリュームです。
ニーナの自伝が出ることになって、ニーナの弟のキーナ、唐崎監督、ニーナのマネージャーの沢田、陽光のマネージャーの榊が次々にインタビューに答えていくんですが、…唐崎がキーナにちょっかい出している(!)ことが発覚したりふたりのマネージャーがそれぞれニーナと陽光への変態ぎりぎりの偏愛ぶりを披露したりしてくれたりで可笑しいです。で、ニーナと陽光がお互いのマネージャーのとんでもない一面をうっかり聞いてしまって固まってしまうという(笑)。その後の陽光の「メガネ」発言と、それに対するニーナのズレた返事に吹いてしまいました(笑)。なんだか相変わらずなふたりです。
この他わら人形(笑)とか本編のちょっとしたエピソードも散りばめられていて、ファンには嬉しいショートでした。
そしてツンツンぶりがお兄ちゃんにそっくりなキーナに萌えてしまった(笑)
ところでふたりの関係は、もう公認なんでしょうか(笑)そこが一番気になっていたりして。

「愛は裏切らない」オハル
 ★★★★☆
檜山に入れられた刺青のことを話す奥村と槙島のショート。刺青を消さないのかと問う槙島に奥村は同じ痛みをまた味わうのが嫌だから消さないと答えるんですが、あの事件を未だ乗り越え切れていない感じが切ない気がしますね。。他のBLなら、痛みに苦しみながらも消したとかあの事件を受け止める覚悟で背負っていくとかいうオチになりそうなのに、この作品では安直に主人公を救済していないところがやけにリアルです。
そんな奥村にとっての安らぎは槙島の存在なんだなと思いました。
そして可愛げ云々にやっぱりにやり(笑)

以上3つしか読んでいませんが(汗)、全体的にエロ要素は控えめな、お話の後の穏やかな後日譚という印象がしました。あの西野さんさえも、ね(笑)
コンパクトだけれどもとても充実した内容で面白かったです^^

英田サキスペシャル小冊子 DEADLOCK&DOUBLE BIND

英田サキスペシャル小冊子「ダブル・バインド」も読んだことだしと、届いたままにしていた英田さんの全プレ小冊子、今更読みました。

「ダブル・バインド」の番外編「存在理由」と「DEADLOCK」の番外編「Baby,please stop crying」の二本立て。

「存在理由」(「ダブル・バインド」番外編)
 ★★★★☆
葉鳥と新藤の出会いと、ふたりが愛人関係になったいきさつのお話。
クスリの売人をしていた男と付き合っていた葉鳥は、男によってジャンキーにされてしまっている。そこに、自分の島を荒らした売人に制裁を与えるために新藤が現れて、葉鳥は彼に殺してくれと頼むんですが、新藤は葉鳥を更生施設に入れる。
死ぬはずだったのに助かってしまった葉鳥は、葉鳥は自分の命を救った男のもとで生きようと借りを返すつもりで新藤に舎弟にしてくれと言いますがまるで相手にされず、代わりに愛人になることに。
けれども愛人になってからも一向にお呼びが掛からない。葉鳥は新藤が自分を厄介払いするためにそんなことを言ったのだと気が付きます。
けれどもそこで引き下がる葉鳥ではなく、新藤に認められるまで居座ることを決める。彼は新藤に恋をしているというよりは自分を認めてほしいという想いから新藤にとって価値のある存在になりたいと思っていて、これは今の葉鳥へと繋がっている原点ですね。葉鳥ってとっても一途なんだなぁと思いました。
そんな状態が続いていたある日、漸く葉鳥が新藤の役に立つ出来事が訪れます。それは、ある裁判で新藤側に有利な証言を吐かせたいある教授を躰を使って篭絡する、というもの。しかも相手は女装した美少年好きという変態で、葉鳥は美少女に化けてこの役割を全うしようとしますが一悶着がおきます。
そしてこの騒動が、ふたりの距離を縮めさせるきっかけになるんですね。

すれ違っているとはいえ今でこそ相思相愛なこのふたりが、始めのうちはこんな愛のない(笑)というか利害関係で成り立っていたとは驚きです。特に新藤なんて、葉鳥がまるで眼中に無いんですよ。今の、葉鳥ラブ(笑)な彼を基準に考えるととても想像がつかない(笑)。5年という歳月の中で育まれたものの大きさがわかるというものですね。

今回はお互いを認めるまでのエピソードで、ふたりの初エッチはナシです。番外編でいつか読めたらなぁと思いつつも、このシリーズが「DEAD LOCK」並みに番外編だらけになってもなぁ…とも思ってしまう。。
まぁでも出たら入手しちゃうんでしょうが(苦笑)

それにしてもラストの一文がものすごく引っかかって気になるんですが。3巻はあんな終わり方をしているし、葉鳥にちゃんと幸せな結末が待っているのか本当に心配になってしましました。

 
「Baby,please stop crying」(「DEADLOCK」番外編)
 ★★★☆☆
ユウトとディックがある出来事から隣人の赤ちゃんを預かることになる、いわゆる育児ネタ。慣れないことにわたわたしているところにロブとヨシュアも加わって、主に赤ちゃんの扱いに慣れているロブの助けでどうにか乗り切ります(笑)
これといった事件が起こるでもなくほのぼのした時間が流れていますが、結婚式を上げる直前のヨシュアがナーバスになっていて、ユウトがアドバイスしていたりするエピソードも。ロブとヨシュアが結婚することになったいきさつについては、前の番外編に書かれているようです(私は未読です;)。

「DEADLOCK」シリーズは本編終了後も番外編が小冊子等で多く書かれていて、あとがきによると14本くらいになるそうです。あんまり多いからそろそろネタも尽きてきたみたいなことを書かれているのを読んでいると、次のロブとヨシュアの結婚式あたりできりよく終わりにしたほうがいいのでは、と思わなくもないです。
大人気シリーズだし番外編企画を楽しみにしている方も多いと思うんですけれど、作品をちゃんと完結させることも作家さんの仕事ではないかなぁと思うのです。
そしてどうせなら入手期間の限られる小冊子とかではなくて、誰にでも手に取れるように刊行してほしいですね。
 

水を刺すようなことを言ってしまいましたが、両作ファンの人には嬉しい一冊だと思います。
本自体も黒地に銀箔押しというハードでクールな表紙だけでなく紙面も凝っていてさずがこだわっているなーと思うデザインなんですが、「存在理由」の方は文章にまで装飾がかかてしまっていてちょと読みにくかったのは残念;

「ダブル・バインド」シリーズ
 ・「ダブル・バインド」
 ・「ダブル・バインド」2
 ・「ダブル・バインド」3
 ・「ダブル・バインド」4
 ・番外編「存在理由」(英田サキスペシャル小冊子収録)

 ・「アウトフェイス ダブル・バインド外伝」(葉鳥&新藤の外伝)

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