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  • 2014.07.28 Monday
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「FATHER FIGURE」 Guilt|Pleasure

警察官であるガブリエルには秘密があった。自宅のアパートの窓から見えるその部屋に住む男―彼を自分のものにするために、親切な隣人を装って綿密な計画を立てていたのだ。そして真冬のある夜、ついにその計画は実行された!ガブリエルが思いを遂げた1週間、その小屋で何があったのか!?精神分析医・浅野が手がけた一つのプロファイルがここに明らかになる…!英語圏、中国語圏、韓国語圏などで話題のクライムBLノベル、日本語初翻訳。描き下ろし追加イラスト、新たに彩色したカラーイラスト、日本を舞台に浅野が登場する短編を収録。

「In These Words」で注目されているGuilt|Pleasureさんノベル作品。
「In These Words」でお馴染みの精神科医・浅野克哉がNY時代に手掛けたプロファイリングの一つ、という設定ですが、息子×父というガチ近親相姦の、読む人を選びそうな内容でした。

父親を知らなかった警察官のガブリエル(攻)は、父親であるウリエル(受)の存在を知りある計画を立てる―それは、ウリエルを拉致、監禁して自分だけのものにしてしまうこと。
親切な隣人を装って彼に近づき職権を利用して遂に計画を実行したガブリエルは、人里離れた山小屋にウリエル監禁、首輪で繋いで陵辱する。
やがてふたりが迎える結末は…。

いろいろ消化できないことの多いお話でした。
悲劇に終わった結末に関しては、そうなるだろうなという感じでそこまで拒否感ないですが、そんなことにならざるを得なかったのがなぜなのかがまるで理解できなかった。
何よりキャラの誰一人として共感できる人がいませんでした。
これをやらかしてしまったガブリエルは語り始めている段階でもうまともではなかった、と思えば彼の思考や彼がなぜこうしなければならなかったのか理解できなくても仕方がない、と納得はできるものの、他はどうなんだろう。
はじめあれだけガブリエルの行いに抵抗し受け入れられなかった(のは当然なんだけれども)ウリエルが、突然ガブリエルを許したのはなぜなのか、同じようにその息子(でありガブリエルの弟)のフィリップも彼をなぜ許せたのか、この異常な事件の真相を克哉はなぜ現場の小屋でしばらく考察しただけで「理解できた」のか、さっぱり見えてきません。
ひとつひとつの衝撃的な出来事が書かれていても、キャラの心理描写が欠けてしまっているので「なぜそうなったのか」が見えてこないんです。
これはもう圧倒的な心理描写不足ですね。
こうしたお話は衝撃的なシーンやタブーを犯すシーンがあればいいのでなはくて、読み手にそうする他なかったと納得させるだけのものがないとただ後味の悪いだけのお話になってしまうなぁ、と思ってしまいました。
近親相姦やもはや犯罪の域の執着ものは苦手だから、よけい厳しくなってしまっているかもしれませんが;

克哉の登場はお話の終盤と、本編後に収録されている書下ろしSSのみ。
有能な精神科医としての彼の姿が見られるのかと思っていたんですが、拍子抜けなほどそんなシーンはなかったです。
書き下ろしSSに至っては、彼がいかに男たちを魅了する存在なのかを描きたかっただけ? と思ってしまったほど。へヴィーな本編後ということを考えると、これは不要だったんじゃないのかなぁ。
なんというか、「In These Words」の番外編同人誌を読んだときも感じたことなんですが、作者はアイスクィーン克哉が好きで好きで仕方がないんだなーと。それはいいんですけれど、二次ならともかく自キャラであまりそれをやられると、正直鼻に付きます…。
期待していた作品でしたが、色々と私には合わない箇所の多いお話でした…。

イラストがかなり多くてお得な感じではありますが、すべてペン入れ(この方は筆ペン入れ?)前のラフ画みたいな感じなのがちょっと残念。数を多くするよりも、コミックみたいなかっちりした絵を見たかったかなー。
翻訳はBL作家でもある仔犬養ジンさんがされていて、読みやすい文章でした。
前に翻訳BLを読んで訳に違和感覚えたことがあった時、いっそ英語の堪能なBL作家さんが訳したほうがいいんじゃないのかと思ったことがあったんですが、間違いじゃなかった(笑)

「ドント・ルックバック」 ジョシュ・ラニヨン / ill.藤たまき

――甘い夢からさめると病院のベッドの中だった。美術館に勤務するピーターは頭を殴られ意識を失い、そのショックで記憶障害を起こしていた。警察の取り調べが始まり、ピーターは自分に容疑がかかっていることに気付く。自分は犯罪者なのか――そして夢に出てくるあの魅力的な男の正体は――。記憶とともに甦る、甘く切ない思い出…M/Mロマンスの旗手がおくる、極上のミステリ・ロマンス。

M/M小説翻訳レーベル・モノクロームロマンス文庫刊行第二段、「フェア・ゲーム」に続くジョシュ・ラニヨン氏の翻訳二作目です。
この方の翻訳作は12月にまた二冊出るそうで、どうやらレーベル押しの作家さんのようですね。
刑事×美術館キュレーターのミステリー仕立てのお話ですが、謎解きと平行した主人公の再生の物語でもあり、個人的にはミステリー要素の強かった「フェア・ゲーム」よりもこちらの方が格段に好みでした。
もともとミステリーが好きじゃないのもあるんですが、ミステリー部分ばかりにページを割かれるとBLが読みたいのに…と微妙な気分にさせられてしまうので、BLは多少ベタでもロマンス寄りな方が好きなのです(笑)。

美術館キュレーターのピーター(受)は、勤務先の美術館で盗難現場に遭遇、犯人に頭を殴られて記憶喪失になってしまい、その上、目覚めた病院で自分に窃盗容疑がかかっていることを知ります。
何かと関わってくる刑事のグリフィン(攻)と共に真犯人と突き止めようとする中で、ピーターは自分が失った記憶を徐々に取り戻し、かつての自分自身と向き合うことになるのですが…。

ミステリーとしては早い段階で犯人の目星がついてしまうので、さして読み応えはないと思います。
というか、このお話のメインはそこではなく、記憶喪失に陥ったピーターが記憶を取り戻しながら自己を再生していくドラマにあります。
あ、記憶喪失といっても日本のBLによくある「記憶喪失もの」とはまったく違ってわりとリアリティのある感じなので、「記憶喪失もの」を期待すると肩透かしかも。
私はこうした地に足の付いた感じ、好きですけどね(笑)。
記憶喪失に陥った主人公の視点で進んでいくお話はけっこう目が離せず、ページを繰る手が止まりませんでした。

ピーターが徐々に認識するのは、自分が学生からの付き合いで美術館の理事でもあるコールにずっと報われない想いを抱き続けていたらしいこと、そしてそれゆえにとても孤独だったらしいこと。
コールは一見物腰の柔らかな感じですが、ピーターの想いに応える気などさらさらないくせに相手の惚れた弱みに付け込んで都合よく利用し続けているような男です。
読み手は記憶を無くした今のピーターを通じてコールに雁字搦めになっていたかつてのピーターの様子を知っていくことになりますが、これ、ワンクッション置いてあってよかったなと。そう思ってしまうくらい過去のピーターは気の毒で、コールは卑劣極まりないです。
記憶喪失になったことでコールとの関係を客観的に見直すことができてほんとに良かったね、と思わずにいられません。

そしてこれをきっかけに関係を見直すようになるのは、ピーターに何かと関わってくる刑事のグリフィンとのこともなのですね。
グリフィンの傲慢な態度に最初ピーターは自分を犯人だと確信しているのだろうと苦い思いを抱くも、実はかつて彼と付き合っていた時期があったことが分かり、そして別れの原因はやはりコール。
それに気付いたあたりから、ピーターにも事件の真相が見えてくる…という流れです。
ピーターとグリフィンとの関係は読んでいるこっちは早くに気が付いてしまうので、いつまでも気が付かないピーターの鈍さに若干イライラ(笑)。ず〜っとコールの意のままになっていたことといい、ピーターって人の本質を見る目が無さ過ぎですw
そして、後半どんどん男前なところを見せるグリフィンがかっこよくて惚れそうです!(笑)

絡みのシーンも「フェア・ゲーム」よりもしっかり描かれていて色っぽく、そのあたりも満足でした(笑)。
洋の東西問わず、そこはやっぱり必要ですよね〜!(笑)
そして、男性が描いている割にはロマンス寄りなところが興味深いです。
欲を言えば、もう少しピーターとグリフィンの過去やコールとのことなどを掘り下げてほしかったです。
もうちょっとページがあってもよかったくらい。

訳文は視点がブレるような箇所があって引っ掛かりはしたものの、前回と同じく読みやすい印象です。
でもひとつすごく気になったことが。…ホルバーンて。。ハンス・ホルバインは常識レベルでしょうよ。。こういうの、ほんと気になる。訳者さんも編集さんももうちょっとしっかりしてくれ。
あと、レーベルがオサレ感を出したい気持ちは分かるんですが、個人的にラストが毎回萌えない系なのが惜しいなぁ。

「恋のしっぽをつかまえて」 L.B.グレッグ / ill.えすとえむ

とびかう会話とジン、カメラのフラッシュ、半裸のバーテンダー。狂乱のギャラリーでのパーティの翌日、従業員のシーザーが目撃したのは、解除されたセキュリティ・システム、消え失せた1万5千ドルの胸像。そして腕時計をあそこに巻き付けられて全裸でトイレに転がる、売り出し中の俳優で元恋人シェプの姿だった。いったい何が起こってる!?混乱するシーザーはうさんくさくも魅力的な探偵・ダンとともに調査にとりかかるが―!? NYのアートギャラリーが舞台のセクシー・コメディ。

夕飯の煮物を鍋ごとひっくり返してしまったショックから立ち直れないaliciaです; 最近どーも手元が狂いがちで、もしや若年性何とかの初期症状ではないよね? とか笑えない心配をしていたりします。。まぁ、最近急激に落ちてきた視力の方が大いにアヤシイんですけども。どっちにしても、病院行けってハナシですね;
さてさて、海外BL(M/M小説)の新レーベール、モノクロームロマンスのもう一冊、「恋のしっぽをつかまえて」(原題:Catch me if you can)読みました〜!
何かの教材みたいなカバー絵と、紹介文の「コメディ」というところが引っかかってどうなんだろうとちょっと危ぶんでいたりもしましたが(笑)、意外や(失礼?)かなり愉しめました!
巷ではもう一冊のラニヨン氏による「フェア・ゲーム」の方が入手困難になるほど人気のようですが、世間の評判とは逆を行くのが常の私(苦笑)はこっちの方が好きです。

舞台はNY。
シーザー(受)がアシスタントとして働くギャラリーでアーティストの作品を売り出すパーティーが催されますが、そこに何故か人気上昇中の俳優で元カレのシェプの姿が。動転気味のシーザーでしたが、今度は何と招待客の連れだという刑事らしき男・ダン(攻)にナンパされてしまう。
けれどもシーザーは半分乱痴気騒ぎ状態になっていく会場を取り仕切るのに手一杯で、パーティー終了までてんてこ舞いのまま。
そのパーティーの終わった後、シーザーは全裸でトイレに転がるシェプと売り出し中の作品がひとつ姿を消していることに気が付く。
ギャラリーのオーナーが不在の中ひとりで事態を収拾するハメに陥ったシーザーは、再び現れた、実は探偵だというダンとともに捜査に乗り出しますが。

本作も「フェア・ゲーム」と同じくある事件の犯人探し+BLならぬゲイものっぽい雰囲気たっぷりの男たちの恋模様のお話ですが、陽気なイタリア系と見せかけて実は根は弱気の主人公・シーザーの一人称で展開していくためかなりコミカルな印象です。
シーザーは頑張っているけれども何か空回りになっちゃうタイプで、見ていてちょっとほっとけません。彼が信頼していた人から犯人扱いされた時は、かなり同情してしまいました。

シーザーの家族やギャラリーの面々、元カレ・シェプやそのいとこの女の子のお店のスタッフなどなど、登場人物がみんなどこかNYらしい個性派揃いなのが愉快です。彼らが醸し出す何処か猥雑な雰囲気もNYな感じ。
そしてこれも「フェア・ゲーム」同様、日本のBLと違って登場人物が多いだけに容疑者もそれだけいるわけで、お話のメインたる謎解きも中々読み応えがあります。
でも、最期まで犯人が誰なのか見えて来なかった前回とは違って、このお話はわりとあっさり気が付いてしまいましたが。。奴の意外な正体が判った時点で8割がた、そんでお金の話で完全にこいつだってわかっちゃいましたよ;
まぁ、別段そこに期待しているわけでもないので、それはそれでいいんですけどね。

個性派揃いな中でただ一人、ダンだけがよくわからず魅力にもイマイチ欠けていたのが惜しいところですかね〜。
作中三十代後半とあるのにイラストがどう見てもそれ以上にしか見えないのも、ちょっと…。
何より彼がシーザーに惹かれが理由が全然わからない。一目惚れと考える他ないんですが、何か釈然としない。。
まぁ、お話がシーザー視点だから彼がよく見えてこないのは仕方がないとしても、魅力に欠ける分シーザーが今までの窮屈な自分を解き放ってくれたというだけでそこまでダンに惹かれるのも説得力が感じられす…。
そこが残念ですね〜。
そもそもこのお話、たった数日間の出来事なのにふたりがくっつくの早すぎやしないか?? とか突っ込んでしまいましたが、これは全体的にゲイものっぽいノリのお話だから仕方がないのかも。

このお話が面白いなと思ったのは、何といってもBLでは中々味わえないゲイものな雰囲気たっぷりだからです(爆)!
何よりダンに対しては受けの立場になっているシーザーが、もともとは攻めだったという個人的激ツボな設定がたまらなかったです!
ダンによって受けの立場の良さに目覚めていくのがなんとも美味しい(笑)。
こういう、ある意味立場の逆転が起こるところが男同士の面白いところだと思うんですけど、…やっぱ少数派ですか??
訳者の冬斗さんのあとがきによれば、ゲイ詳説の流れをくむM/M小説ではこうしたリバは珍しくないそうで、それを聞いただけでもう滾ってしまいますね(笑)
もっとも最近は日本のBLでも、さすがにカプ内でのリバはなくてもこうした元攻めが受けに、な設定はちらほら見られるので、状況は変わりつつあるのかもしれませんが。
日本のBL文化が流入したことであちらのM/M小説に受攻完全固定カプが増えているそうですが、同じようにもしかしたら日本のBLにもM/M小説の影響が出てきているのかもしれません。

それにしても、何だかもう私はBLではなくてゲイものに近いM/M小説読んだほうがいいんじゃないのかと本気で思ってしまいました(笑)。
それで英語習得できたら儲けもの…なんですが、恐ろしいくらい語学センスないのでムリだろうな〜。
というわけで、私みたいに原著を読む気力のない人間は、今後もこうした日本のBLとはひと味違うM/M小説の翻訳をお願いしますモノクロームロマンスさん…! と祈らずにいられないです(笑)。

「フェア・ゲーム」 ジョシュ・ラニヨン / ill.草間さかえ

元FBI特別捜査官で現在は大学で歴史を教えるエリオットの元に、失踪した学生の捜索依頼が持ち込まれた。捜査協力にあたる担当捜査官を前にしたエリオットは動揺を隠せなかった。そこには一番会いたくない、けれど決して忘れられない男、タッカーの姿があった。タッカーはかつてのエリオットの同僚で恋人。17ヵ月前、膝を砕かれ失意の底に沈んでいたエリオットに、冷たく背を向けた男。シアトルの大学を舞台に繰り広げられる、甘く激しい男たちのミステリー・ロマンス。男たちの熱く狂おしい恋愛を描くモノクローム・ロマンス、第一弾!!

話題になっている海外BL新レーベル「モノクロームロマンス」第一弾作、やっと読みました〜!
海外BLは、前にプリズムロマンスから数冊出たものの評判がよろしくなかったのかそれっきりになってしまって寂しい思いをしましたが、ファンタジーやSF設定のものばかりだったあちらと違ってこのレーベルは現代が舞台の作品がメインのようなので、だいぶとっつき易い印象ですね。
横文字ネームに馴染みのない読み手への配慮か冒頭に登場人物紹介があるのも有難い。
今度こそは息の長い企画になることを祈るばかりです…!

欧米では二次創作ではないオリジナルの男同士のラブロマンス小説を「M/M小説」と呼ぶのだそうですが、もともとゲイ文学から発展したジャンルであるだけに書き手には男性作家も多くいるのだとか。
この「フェア・ゲーム」の作者のジョシュ・ラニヨン氏も男性で、M/M小説の代表的な人気作家さんなのだそう。新レーベル第一弾にこうした作家さんをチョイスしてるのを見るに、このレーベルの今後が楽しみで仕方ない(笑)。
さて、お話はFBI捜査官×元FBI捜査官の大学教授の、シアトルを舞台にしたミステリー仕立てです。

エリオット(受)はFBIの捜査官でしたが任務中に膝に負った怪我が致命傷になって退職、FBIの仕事に未練を残しながら今は大学で歴史を教えています。
その大学である男子学生が行方不明になり、彼がエリオットの父の友人の息子である縁でエリオットは捜査をする羽目になるのですが、この事件を担当しているFBIの捜査官はエリオットの元恋人のタッカー(攻)。
酷い別れ方をしたタッカーに対する反感とFBIを去らざるを得なかったジレンマから、エリオットはタッカーに反発しながら独自に捜査を進めていきますが、そうしているうちに徐々にふたりの関係が変化していきます。
そして、失踪事件は意外な展開を見せ…。

エリオットとタッカーの恋模様と失踪事件の真相を追うミステリーが主軸となった内容ですが、FBIとかが出てくる割にはハードな印象ではなく、これほんとに男性が書いたの? というくらいロマンス小説っぽい雰囲気でびっくり。
もっとゲイ小説っぽい感じかなと思っていましたが、意外や日本のBLに慣れた読者でも違和感なく読める感じです。

エリオットはちょっと頑固で素直じゃない性格をしていて、それが彼とタッカーの関係をこじらせているという具合で、もう、これは普通に日本のBLで登場しててもおかしくないような典型的なツンデレです(笑)。彼にハマる方はかなりいると思われます(笑)。
タッカーは、登場したときは如何にもアメリカンな男なのかと思いましたが全然そんなことはなくて、わりと普通な感じ。如何にも攻め! という感じでもなくて、普通にいいやつでした。
このふたりが別れることになった原因は、え、そんなこと?! と突っ込みたくなるような行き違いでちょっと拍子抜けしてしまいましたが(笑)、やっぱり惹かれ合いながらもお互いに男のプライドが邪魔をして素直になれないところはじれじれさせられました。このあたりは、意外なほど日本のBLと変わりがないなと(笑)。
ゲイ男性が描くとあって色んな意味でエロシーンがどんななのか興味津々だったんですが(爆)、これも意外なことに普段読んでいるBLとそんなに違わない感じでした。
因みにエロ自体はあっさりした感じで、エロ度の高いBLを読み慣れているとだいぶ物足りないです;

日本のBLと違うのは、エリオットが自分がゲイであることを公表しているなどこっちよりもセクシャリティに関してオープンなところとか、それを身内が普通に受け入れていたりあるいは露骨に嫌悪していたりとか、やっぱりアメリカが舞台なんだな〜というところ。社会的なことがかなり書き込まれているのも何だか新鮮な感じです。
主人公の親やら大学関係や事件絡みの人間やらと、主役カプ以外にも重要な登場人物が何人も登場するのでややこしい…と感じるかもしれませんが、その時こそ前に触れた登場人物紹介を活用ですね(笑)。
主人公カプの年齢が30代後半とちょっと年齢が高いのもこちらとは違うところですが、まぁこれは、日本のBLがキャラの社会的な地位やらに対して年齢が若すぎるんですよね(苦笑)。
この日本のBLには希薄なリアリティの濃さが、M/M小説がもともとはゲイ文学から誕生しているんだなと実感させてくれます。
あと、個人的にあちらの人にとって南○戦争はこちらの戦国時代みたいなものなのかなーとか、どうでもいいことなんだけどこれは本場じゃないとわからないよね〜という部分が妙に気に入ってしまいました(笑)。

ミステリー部分は日本のBLでよくある取ってつけたようなものではなく本格的なので、けっこう読み応えがあると思います。
もしかして私がこの手の小説を読みなれていないからそう感じるのかもしれませんけど(汗)、結末は直前までどうなるのか予想がつきませんでした。
ただ、私はミステリーが好きじゃないので(汗)、そこが充実していてもあまり嬉しくないというのが正直な感想; っていうか、なんでジャンルを問わずみんなミステリー路線になっちゃうんだろう…。
個人的な好みはさておき、ミステリー部分の読み応えに対してふたりの関係はこれから始まるという感じなので甘さや萌えはそれほどでもなかったのが残念でした。

翻訳の冬斗さんは、話題のアメコミBL作家Guilt|Pleasureさんの同人誌の翻訳でもお名前見たな〜と思っていたら、プロフィールによるともともとはM/M小説を紹介しているブロガーさんだったのですね。
翻訳っぽい不自然さはあるもののわりと読みやすい文章で、何よりBL的萌えをわかってらっしゃるのでそこらへんのもどかしさがないのが有り難かったです(笑・BLっつか男同士のロマンスを愉しむためには、これは必須ですよ!)

文庫なのに税込で945円とノベルズよりも値が張るのがネックですが、翻訳ものだし448Pというボリュームだし…と思えば仕方がないのかな。
また、イラストはカバーのみだったプリズムロマンスとは違いこのレーベルは本文イラストもあるので(口絵はなし)、そこでもお得感はあるのかも。
もう一冊の方のイラストといい、個性派を持ってきたのは翻訳もの「らしさ」の演出のためかとか色々思ってしまいましたが、シックな草間さんのカバーイラストは目を引いていい感じです。

というわけで、個人的にはBL要素3割、ミステリー要素7割な印象ですかね。
ミステリーに興味がないので評価は普通ですが、ミステリー好きな方やこうした洋画や海外ドラマが好きな方は楽しめる作品だと思います。

7月刊の海外BL

…悩んだ末に、購入を見送りました。。
読書感想じゃないのかよーと思われた方、いらしたらスミマセン。

購入をやめたのは、刊行された2作品ともがSFとかファンタジーとかの特殊設定だったためです。両作ともぱらぱらと試し読みしてみたんですが、前回のファンタジー風の「守護天使に恋して」がいまいちだったの同様、今回もちょっとダメかなぁという結果に。
 
そして2作品ともの紹介文があんまりだ(笑)。


まずミッシェル・ポラリスの「魔術師の鎖」

週末を利用してラスヴェガスに来ていたジェシーは、気乗りしないものの、誘われるままにSMめいたマジックショーを見にいった。扇情的なショーのマジシャンが高校の同級生サヴィンだと気づくのと同時に、サヴィンもまた、客席にジェシーがいるのに気づいていた。ショーのあとでサヴィンと再会したジェシーは、週末だけという約束で、SMという未知の世界へと誘われるが…。

…という内容紹介なので、再会もので主人公がSMに目覚める展開なのかと思いきや、途中から思いっきりファンタジーになってしまう模様。
紹介文だけ読んでSMという単語に反応して購入してたらえぇ〜!…というハナシですよ(苦笑)。試し読みしておいてよかった。。


もう一つのJ.L.ラングレーの「王子は伯爵に恋をする」も、

リジェレンスの王子であるエイデンは、二十五歳になるか、配偶者との式を挙げるまでは、純潔を守らねばならない。男性の純潔を重んじるリジェレンスでは、夫も配偶者も男性なのだ。けれど、城にデヴァレル伯爵が滞在することになって、エイデンは彼に強く惹かれてしまう。それこそ、純潔など、どうでもいいと感じるくらいに。しかし、その伯爵は、じつは潜入捜査中の軍人で…。

という紹介文で、王子とか伯爵とか城とか書いてあるから架空の国の歴史モノっぽい雰囲気? と思ったら! なんと未来が舞台のSFでした(笑)。え、もう、ぜんぜんわからないんですけどオークラさん。。せめて舞台設定くらいはわかる紹介文にしてください。。買うのにヘンな勇気がいります(汗)。

それにしても、海外BLはこういう特殊設定ものが主流なのか…と思ってしまいました。
全然チェックしていないので実際のところはどうなのか知りませんが(無責任な話ですみません)、海外のやおい文化たるスラッシュフィクションがス○ート○ックとかロー○オブザ○ングとかハ○ー○ッターとか、SFやファンタジーを主流としているのが大きく影響しているのかな、と思いました。あとは、もしかしたらアン・ライスとかタニス・リーとかの耽美な幻想ファンタジーの亜種みたいな位置づけなのかなぁと。日本とは少々事情が違うんでしょうかね?
で、そういうBL作品に萌えられるか、と言われれば、私は萌えません。
SFやファンタジーはその作品の世界観や設定を追わなければならないので、それそのものは好きなんですけれど、BLでは、BL的愉しみを得にくくなるので個人的にはダメなんです。わざわざBLで読まなくてもそういうものは本格SFやファンタジーで読みたい、といいますか。
もっとこう、日常のBL作品はなんでしょうか?? 特殊な舞台設定のお話なんかより、些細な日常を描いたBLが読みたいのですよ…!(笑)そういえば昔、ゲイのひとたちの初体験を綴った告白本(洋モノです;)読んだことがありましたが、あれの方が数段エロかった…(笑)

あー、あと、翻訳が、もしかしたらBLというよりはハーレクインっぽいのかなぁ。前に出た2作品読みながら、これってもしかしたら原文のほうが(BL的に)エロいのかもしれない…と思いましたっけ。今回も、ぱらぱら見ながらそんな感じだなぁと思いました。
もう、いっそ、どなたか語学に堪能なBL作家さんに訳を頼んだほうが愉しめる仕上がりになるのでは、とか思ってしまいました。
けんもほろろな話ですが、でも実はこの先も海外BL翻訳には期待しています。そしていつか、これは…! と思える作品に出会えたらなぁと思っています…!

「貴族の恋は禁断の香り」 アヴァ・マーチ / ill.寿たらこ

侯爵家の次男同士であるオリヴァーとヴィンセントは、寄宿学校時代からの親友だ。何をさせても優秀なヴィンセントと違って落ちこぼれのオリヴァーは、ずっと友人に思いを寄せてきた。ある日、ヴィンセントが同性愛者だと知り、彼との一夜に焦がれたオリヴァーは男娼をよそおうことに決めた。そして、友人を待つために入った娼館の一室で、鞭や玩具が用意されるのを目にしてしまい……。

先日の「守護天使に恋して」に続いて、プリズムロマンスから出た海外BL第二弾。
あちらとは違って、こちらは19世紀初頭のロンドンが舞台の、ちょっと耽美な作風です。「貴族の恋は禁断の香り」と「貴族の恋は背徳の陰に」の二部構成。お互いが抱えている問題を正面から見据えているところとか、日本のゴージャス設定なBLのありがちなご都合主義的展開のようにはなっておらず、読み応えはあリます。
そして寿たらこさんのカバーイラストがなんともいい感じ。こちらは本文イラストも見たかったなー。
amazonで原書を探したんですが、jpでは取り扱っていない模様。USを覗いたらキンドル版があって、「Bound by Deception」と「Bound to Him」の二冊に分かれてました。
 
受けのオリヴァーは侯爵家の次男ですが、家はギャンブルに溺れた父のせいで没落していて、母親が残した遺産で何とか暮らしている。それに対する引け目と、ちょっと臆病なところのある地味な印象の青年です。
対する攻めのヴィンセントは、地位も財力もある侯爵家の次男で、優秀で如何にも貴公子然とした男。
オリヴァーはこの幼なじみでもあり無二の友人でもあるヴィンセントにずっと恋をしていて、けれども許されないことだと諦めていた。ところがある時、ヴィンセントが娼館で男娼を買っていることを知り、オリヴァーはなんと男娼を装って(!)娼館で焦がれた彼との一夜を過ごします。
照明を落とし、髪やヒゲや言葉のアクセントなどで上手く化けたために、ヴィンセントはオリヴァーだとは気がつかず、彼を男娼ジェイクとして抱くんですが、ただやるだけではなくて縛ってディルドゥや鞭を使ってのSMプレイ。普段はどちらかと言えば保守的で、こうした趣味があるとは微塵も感じさせなかった友人の意外な姿に、オリヴァーさえもが困惑してしまうほど。そのあたりに、侯爵として絶大な力を持つ父親に抑圧されたいるヴィンセントという男の歪みが出ている気がします。
その後、ヴィンセントは何故かジェイクを忘れられず、事あるごとに彼のことが気にかかって悶々と過ごす。それは多分、ジェイク=オリヴァーがそれまで彼の相手をしてきた男娼たちと違ってヴィンセントを想っていたからじゃないのかと思うんですが、ヴィンセントはそこに気がつかないので読んでいてじれったいです(笑)。
そして、お互いがお互いを想い合っているのに、ボタンの掛け違いみたいな始まり方をしているためになかなかお互いの気持に気が付けない(この状況で気付いたらすごいですけど)二人のやりとりが、もどかしいったらないです。
結局、一夜限りでは思いとどまることができないオリヴァーが、悩んだ末にこのままの状態でいるよりはとヴィンセントに真実を告げて、ふたりの関係が新たに動き出す。
ここまでが「貴族の恋は禁断の香り」。

続く「貴族の恋は背徳の陰に」では、その後のふたりの様子が描かれていますが、時代背景や社会的な面から、中々思うようにはいきません。
19世紀のイギリスは同性愛は立派な罪とされていた時代。時代はもっと下がりますが、実際に耽美作家のオスカー・ワイルドが同性愛のために投獄されていたりしています。
厳格な父親を持つヴィンセントは、侯爵家の名に恥じるようなことがあってはならないと、オリヴァーとの関係が明るみになることを必要以上に恐れている。オリヴァーとの情事のあと、彼の家に泊まることもしないほど。
そうしたヴィンセントの態度が、身も心も彼に捧げているオリヴァーには、彼にとって自分は欲望のはけ口でしかないのでは、と思わせてしまう。ヴィンセントがオリヴァーをファーストネームで呼ばなかったり、その口から好きだの愛しているだのといった言葉を聞いたことがないのだから、仕方が無いですね。
ヴィンセントに結婚の話が浮上したりヴィンセントが生活の足しにとこっそりしのばせた金貨がオリヴァーを「男娼扱いするな」と怒らせたりと、その後も関係を更にこじれさせてしまうことが重なって、ふたりは危機に直面してしまいます。
が、やはりふたりはお互いにお互いを必要としていて、もうその存在なしでは生きていけない。
ヴィンセントは勇気を振り絞って、人生で初めて父親に反逆、父が用意した結婚の話を蹴りつけます。そしてオリヴァーのもとへ。そして初めて彼をオリヴァーと呼び「好きだ」と告げる。これにはオリヴァー同様、びっくりしてしまいました。いや、どこかで言うんだろうな、とは思っていましたが、こんな直球でくるなんて(笑)。
こういう、なかなか自分の気持を素直に表せないところに、普段は要領よくそつなくやってるように見えるヴィンセントが実はとても不器用だったんだと気付かされました。SMプレイを好む攻めというので、もっと俺様的なのを想像していたら、案外ヘタレだったというか(笑)、むしろ始めのうちはびくびくしている印象しかなかったオリヴァーの方が思い切りがよく(なにしろ男娼に化けて想いを遂げるくらいですからね)男らしいと思えたほど。
この作品においてSMプレイは、ヴィンセントの抑圧された状況へのもがきと葛藤の表われなのかな、と思いました。それが時代設定と相まって、いい雰囲気を醸していると思います。
そして、終盤であわやリバ!? な展開になって(ぎりぎりそうはなってません)、おぉっ! と思ったんですが、それもまぁ、こうしたふたりの性格を考えたらそう無茶な展開でもなかったです。
先に金銭面でおせっかいを焼いたヴィンセントにオリヴァーがキレたことを書きましたが、それが表しているように、全体的に恋人だけれども男同士対等の関係を望んでいる、そんな感じがします。

…と、いうわけで、ふたりがちゃんと恋人になるまでを描いた作品で、極端に耽美的でもないしSMプレイも痛いものではないので、わりと読みやすい作品だと思います。

プリズムロマンスでは、好評ならこのまま海外BL刊行していく予定のよう。
今回の二作品は特殊設定だったり時代モノだったりでしたので、次回はフツーの、(あるのなら)リーマンものを読んでみたい! と思いました。

「守護天使に恋して」 メアリー・カルムス / ill.こうじま奈月

恋人を上司にとられたうえに失業中のジュードは、"なにか"に呼ばれて夜の公園に行った。そこで、狼のように巨大な犬に遭遇してジョーと名づける。だが、犬の姿をしていても、ジョーは犬ではなかった。彼は異世界から来たオーエンという名の守護者で、ジュードの世界では犬の姿にしかなれないのだ。ジュードが自分の伴侶だと気づいたオーエンは、人間の姿に戻って求愛したいと思うが……。

…またずい分間を開けてしまいました。。主腐とか名乗っているくせ一応働いていたりもするので、余裕がなくなると更新が滞ってしまうのでした。すみません。。
言い訳はこのくらいにして(笑)、ちょっと前にプリズム文庫から出た海外BLを取り上げてみます。

BL文化は日本特有のものというわけではないようで、海外でもそこそこの市場がある模様。欧米のやおい文化たるスラッシュ(Slash:日本のやおい同人誌でカップリングをA×Bで表すのを向こうはA/Bと表すところからきている)は、ス○ート○ックとかハ○ー○ッターなんかが有名で、日本にもそれなりにファンがいますが、オリジナルのBL小説や漫画ってどうなんだろう…と、ちょっと前から気になっていました(笑)。
で、amazonでその手の洋書を検索してみたら(Yaoiで検索にかけると出てきます・笑)、日本の翻訳もの(けっこう出てますね)にまじってあちらの作家さんのものもちらほら。
←本作の原書もありました。

優しくて優秀で、美形だけれどもそのことにまるで気がついていないゲイのジュード(受)は、恋人を上司に寝盗られて、それが原因で会社を辞めて無職状態。ある夜「なにか」に呼ばれて夜の公園に向かうと、傷つた狼のように大きな犬と出会う。犬は何故かジュードにとても懐き、ジュードは仕方なく飼い主が見付かるまでジョーと名付けた犬を預かることに。ところがジョーは別の世界からやって来たオーエン(攻)という守護者という存在で、この世界では犬の姿でしかいられないのだ。どうしようもなくジュードに惹かれたオーエンは、何とか彼にこの思いを伝えようとするが、オーエンを追ってきた男が現れて、ジュードもろとも異世界に戻ってしまう。そこでは戦が始まろうとしていて…。


…という、異世界に飛んでからはRPGみたいな展開になるファンタジーもの。ファンタジーが苦手な方やふつうのものが読みたい方には、ちょっと向かないかもしれません。海外ものなので、登場人物の名前がカタカナな上に異世界設定の固有名詞(もちろんカタカナ)やら特殊設定まで出てきますしね…。

ふたりは結局(当然?)恋人同士になるんですが、別の世界で傷ついていた自分を救ってくれたとはいえ、オーエンがいつの間にジュードにそこまで惹かれたのか、ちょっと説得力に欠ける気がしました。まぁ、守護者という存在は人よりも獣に近い存在のようなので、本能だと言われればそれまでかも(笑)。
そんななのでオーエンは、ワンコというよりは野生の獣、というか狼っぽい感じです。図体もデカイ(笑)。可愛らしさはなくてちょっと傲慢で、個人的にはあんまり…スミマセン。。
対するジュードは頭が切れて仕事もできるパーフェクト人間かと思いきや若干天然気味のひと。彼はものずごく美形なのにそのことにまるで自覚がなくて、それが元で人間の世界でも異世界でも彼に邪な思いを抱く男たちを知らず知らずのうちに振り回していたり(笑)。そんなだから、オーエンはもう気が気でない(笑)。でも、如何にもアメリカ的ないいひと、という感じのジュードにもそこまで魅力は感じなかったです。
エッチシーンは日本のBL小説とあんまり変わらないかな?
衛生面とか、もっと気にしているかと思ったらそんなもんか! と思ったり。
ただ、これは翻訳のせいかもしれませんが、してるときの会話がなんか淡々として、というか全く喘ぎもしないので(笑)、そこに若干不自然さを覚えてしまいました。
そこを除けば、訳文は読み易かったです。
あと、この海外翻訳シリーズには口絵も本文への挿し絵もありません。こうじま奈月さんのイラストはカバーのみ。その割にはちょっと割高な気もしますが、翻訳ものなので仕方が無いのかな。でもこうじまさんのふたりがちょっと違う…というか、この作品に合っていない気もするので、まぁイラストはなくても大丈夫でした(こうじまさんのファンの方スミマセン)。

初の海外ものの翻訳ということで期待大だったんですが、この作品に関しては、設定の特殊さとメインのふたりがあんまり好みではなかったのとで、ちょっと期待はずれでした。
同時発売の「貴族の恋は禁断の香り」の方が、内容といい雰囲気といい私向き(笑)?
こちらも近日中に感想UPしてみます♪

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